火曜日、 Supernus Pharmaceuticals, Inc. (NASDAQ:SUPN) は成人における治療抵抗性うつ病(TRD)の第2b相スタディにおけるSPN-820に関するトップラインデータを発表した。
このスタディは、最初の評価指標であるモンゴメリー-アズバーグうつ病評価尺度(MADRS)総合点数のベースラインから4週までの変化において、有意な統計的改善が見られなかった。
SPN-820とプラセボとの間には、副次評価指標においても、ベースラインから4週までの変化においても治療効果に差はみられなかった。
また、SPN-820の安全性については、過去の臨床試験と一貫しており、有害事象はほんのわずかであった。
Jack Khattar氏は、「この患者集団においては、この試験が主要評価指標に達しなかったことにがっかりしている。」と述べた。Supernusの社長兼最高経営責任者(CEO)のJack Khattar氏は、「今後も引き続き、このデータを分析し続け、開発パートナーであるNavitor Pharmaceuticalsとこのプログラムの将来について議論していくつもりだ」と語った。
10月、Supernus PharmaceuticalsはSPN-820を使用した成人患者における開発初の第2a相臨床試験での探索的なオープンラベルスタディのデータを発表している。
第2a相スタディでは、うつ病症状の急速かつ大幅な低減が確認された。SPN-820は、有害事象がほとんどなく、患者によく耐容性があった。
今月初め、米国食品医薬品局(FDA)は、Supernus PharmaceuticalsのONAPGO(塩化アポモルフィン)点注(旧製品名:SPN-830)を、進行性パーキンソン病を患う成人患者の運動障害に対する皮下投与式アポモルフィン点滴装置として初めて承認した。
Supernusは、ONAPGOを2025年第2四半期に提供開始する。
株価動向:水曜日の最新チェック時点でSUPN株は34.20ドルで14.10%下落している。
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