水曜のプレマーケット取引で、TJX Companies, Inc.(NYSE:TJX)の株が下落している。
同社は第3四半期の1株当たり純利益が1.14ドル(+11%)を報告したが、これは1株当たり1.09ドルのストリート予想を上回っている。同四半期の140.6億ドルの四半期売上高(+ 6%)も、139.5億ドルというアナリストの合意予想を上回っている。
TJX Companiesは、顧客の取引の増加により、同社の計画の上限で売り上げを伸ばすという好結果を上げたのだ。
「特に欧州チームの強い業績が高い比較販売の7%増につながったことを強調したい」と、TJX CompaniesのCEOおよび社長であるアーニー・ハーマン氏は語った。
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同社は今年の第3四半期に、前年に比べて0.3ポイント増の12.3%の税引前利益率を達成し、自社の計画を大幅に上回った。
第3四半期の総利益率は31.6%で、前年から0.5ポイント増加しており、主に商品利益の増加が要因だ。
2024年11月2日時点の総在庫は84億ドルで、2024会計年度第3四半期末の83億ドルから増加している。
同社は第3四半期に、純現金1.0億ドルを営業キャッシュフローとして生み出し、また4.7億ドルの現金で四半期を締めくくった。
第3四半期には、合計997百万ドルが株主に返還された。同社は2025年2月1日に終了する会計年度中に、TJX株約22.5億ドルから25億ドル相当を自社株買い戻しすると予想している。
第3四半期にTJX Companiesは、メキシコと南アメリカでグローバルブランドの運営を行うGrupo Axo、S.A.P.I. de C.V.との合弁事業への1億7900万ドルの現金投資を完了した。TJXの割合は49%で、Axoは合弁事業の51%を保有している。
見通し:TJX Companiesは、第4四半期の米国会計基準による1株当たり純利益(GAAPベース)が1.12~1.14ドルになると予想しているが、これは1.17ドルという合意予想を下回る。
同社は第4四半期においても、総合的な比較販売は前年比2%から3%増と予想している。
会計年度2025年について、TJX Companiesは米国会計基準による1株当たり純利益(GAAPベース)の予想を4.15~4.17ドルに上方修正した。これは先行予想の4.09~4.13ドルをわずかに上回る数字で、4.16ドルという合意予想と一致している。
会計年度2025の全体にわたるこの1年間について、同社は引き続き、総合的な比較販売は3%増と見込んでいる。
株価動向:水曜のプレマーケット取引で、TJXの株は117.00ドルで前場を終えた。
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