水曜日のプレマーケット取引で、アドバンス・オート・パーツ (Advance Auto Parts) (NYSE:AAP) の株は下落して取引された。
同社は第4四半期の1株あたり調整後純損失が1.18ドル(約134円、アナリストのコンセンサス見通しと一致)を報告した。売上高は20億ドル(前年同期比0.9%減)で、1.93億ドルというストリートの予測を上回った。
第4四半期の比較店舗売上は、前期比1.0%減少した。
第4四半期の調整後総利益は7億7860万ドルで、前年同期の8億1960万ドルに比べて減少した。見直された四半期の調整総利益率は39%で、前年同期の40.7%よりも低かった。
第4四半期の調整後2024年の営業損失は9940万ドル、もしくは売上高(5.0%)の5分の1にあたる額で、一方前年同期の損失は3,100万ドル、もしくは売上高(1.5%)の約1/67にあたる額だった。調整された営業利益率は、異例の項目とその後の追い風によって280ベースポイントマイナスに影響を受けている。
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「われわれは2025年にも改善された運用パフォーマンスを提供し、調整後の営業利益率が約7%になるという私たちの27会計年度の目標に向けて前進し続けることを約束します」と、社のシェーン・オケリーCEO(最高経営責任者)は述べた。
同社はこの四半期、現金および同等物の合計額が186.9億ドルで終了した。
展望:同社は、2025年度の純売上高は85.1億ドルの見積もりに対し、84.00億ドルから86.00億ドルになると予想している。比較店舗の売上は、前年比0.5%から1.5%の範囲で上昇する見込みで、調整済み1株利益は1.56ドルの見積もりに対し1.50ドルから2.50ドルの範囲で予想されている。
2025会計年度第1四半期については、同社は継続する事業からの純売上高が約250億ドルになると予想している。比較店舗の売上は約2%減少する見込みだ。
長期的な観点では、同社は物流センターの統合と、2027年半ばまでに60のマーケットハブを開設することでサプライチェーンを最適化することを目指している。
同社はまた、店舗の運営を標準化し、労働生産性を向上させる計画も立てている。また、新しい店舗の開設を促進して成長を促進する予定だ。
同社は27会計年度純売上高が約90億ドルになると予想している。
株価動向:水曜日の最終時点で、AAP株は3.23%安の44.40ドルで取引されている。
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