【エンバリック・バイオサイエンスの子会社がライセンス契約を2つ締結】
火曜日、Enveric Biosciences(NASDAQ:ENVB)の子会社であるAkos Biosciences, Inc.は、関節疾患の治療に焦点を当てたバイオテクノロジー企業であるRestoration Biologics LLCとの間で2つのライセンス契約を締結した。
2つのライセンスは、Akos社が製薬および非製薬の新しいカンナビノイド-コクシ-2コンジュゲート化合物の製造権をRestoration Biologics社に提供したものだ。
2つのライセンスは、人間および動物におけるすべての適用についてRestoration Biologics社に技術を使用する権利を与えるもの。Restoration Biologics社は最初に、骨関節病やリウマチなどの関節病理学に焦点を当てる予定だ。
2つの独占的でロイヤルティを支払うグローバルライセンスは、新しい化学構造で、カンナビノイドがCOX-2阻害剤と選択されたステロイドのコンジュゲート形態になっているものをRestoration Biologics社が開発、マーケティング、販売する権利を与えるものだ。
これらのライセンスに基づき、Envericは子会社のAkos社の通じて、製品の開発と商品化が成功した場合など、一定の条件が満たされた場合に、将来的に開発および販売のマイルストーンペイメントを受け取ることができる。
将来の売上ロイヤルティ率は、低一桁から低二桁に及ぶ可能性がある。これらのマイルストーンペイメントの合計は、製薬ライセンスについては6100万ドル、非製薬ライセンスについては2100万ドルになる可能性がある。
Envericの取締役でCEOのジョセフ・タッカー氏はBenzingaに対し、「これらのライセンス契約は、当社の革新的なパイプラインと自社の知的財産から価値を生み出す能力が広く認識されていることを裏付けるものだ。当社のカンナビノイド-コクシ-2コンジュゲート技術は、変性関節疾患における炎症と痛みへのアプローチとして画期的だ」とコメントした。
「この合意は、エンバリックが、神経精神科学を超えてより広範な治療分野において科学を進歩させようとする姿勢を浮き彫りにするものだ。当社の最大の関心事は、神経可塑性治療薬に焦点を当てることであり、このライセンス契約は当社のプラットフォームの多様性を実証している」とタッカー氏は語った。
最近、Enveric Biosciencesは、精神保健障害の潜在的な治療法として開発中の分子シリーズであるEVM301シリーズに関する特許出願について、米国特許商標庁から「許可通知書」を受領した。
株価動向:月曜日、ENVBの株は1.81ドルで取引を終了した。
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