クルーズ船運営会社であるRoyal Caribbean Group(NYSE:RCL)の株は、木曜のプレマーケット取引で上昇している。
同社は、2025年3月7日の取引終了時の株主記録に基づいて、2025年4月4日に1株当たり0.75ドルの配当を支払うことを発表した。
同社は、株式に対する四半期配当を3割増の0.75ドルに引き上げた(リンク)ほか、同12か月間に最大10億ドル相当の自己株式取得を承認した。
昨年12月、同社は1株あたり0.55ドルの四半期配当を発表している。
配当の発表に加えて、同社は今後12か月間で最大10億ドル相当の自己株式取得を承認した。
同社のリーダーである社長兼最高経営責任者(CEO)ジェイソン・リバティ氏は「私たちの強い業績と財務状況により、我々は今後の投資に向けてさらなる資本配分拡大を実現できる」と語った。
リバティCEOはまた、「今日の発表を受け、過去4か月間で配当で支払われたか宣言された金額は5億ドルに近づく。新たに承認された自己株式取得プログラムと併せて、これらの措置は我々のビジネスへの信頼、資本配分の意志の統制、株主への長期的な価値の提供へのコミットメントを反映したものだ」と述べた。
先月、同社は売上高が37.61億ドル、1株当たり1.63ドルの調整後EPSを報告した。
乗客1クルーズ日利用のクルーズ船総費用は前年同期比7.2%増の26億ドル、乗客チケット収入は13.7%増の25.9億ドルとなった。
12月31日時点で、同グループの顧客預託残高は54.9億ドルだった。また、Royal Caribbeanの2025年12月末時点の現金および現金同等物残高は3.88億ドルだった(リンク)。
株価動向:最終視察時点の株価は1株261.02ドルで1.84%高の推移。
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写真提供:シャッターストックより