米国のピザチェーンであるPapa John’s International, Inc.(NASDAQ:PZZA)の株価が下落している。
同社は1株当たり調整後純利益が43セントで、アナリスト予想に符号を示した。5億681万ドルの四半期純売上高(前年同期比3.1%減)は、4億9727万ドルのコンセンサス予想を上回った。
Papa John’sのCEOであるTodd Penegor氏は「第3四半期も引き続き、非常に厳しい消費環境の中で、私たちは期待に沿って利益を出すことができました」と述べた。
売上高の減少要因は、イギリスのレストランによる国際売上の減少(990万ドル減)と、国内レストランにおける取引量の減少による国内売上の減少(850万ドル減)、またかつての印刷・促進企業であるPreferred Marketingの売却による売上の減少(480万ドル減)が主なものであった。
アメリカ合衆国内における同店の類似売上高は、1年前と比較して6%減少した。国内企業所有レストランは7%減、北米のフランチャイズレストランは5%減となった。一方、国際売上の類似売上高は、前年同期比3%減となった。
調整後の営業利益は2930万ドルで、1年前の同期比430万ドル(12.9%減)となった。
調整後の営業利益の減少は、国内企業所有レストランにおける低い利益率が主な要因である。これは、同社が前半期の一部の貯蓄を戦略的に再投資して、消費者の価値認識を向上させるためだ。
2020年9月29日時点で、Papa John’sは49の国と地域で合計5,908店舗を展開している。
配当:2022年10月29日、同社は1株普通株につき46セントの四半期配当を宣言している。この配当は11月29日に支払われ、11月18日の取引終了時点での株主に支払われる。
一方で同社は、Jenna Bromberg氏を最高マーケティング責任者に任命すると発表した。この人事は2022年11月14日付で発令される。
株価動向:本日時点でPZZA株は前日比2.44%安の56.85ドルで取引を行っている。
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