全体の市場センチメントは、CNN Moneyの「Fear and Greedインデックス」がわずかな下落を示しつつも、火曜日には変わらず「中立」のゾーンにとどまっている状態だった。
米国株は火曜日、ダウ平均株価指数が4日続けて下落し、下げ幅を拡大させた形となった。
月曜日、オラクル社(NYSE:ORCL)は、第2四半期の売上高と利益が予想を下回る結果を発表した。 アルファベット社(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)の株価は、Googleの量子コンピューティングチップの発表に伴い5.6%上昇している。
米国の非農業部門労働者生産性は第3四半期に2.2%増加し、予備読み取りと一致する数字となった。
S&P 500指数の大半のセクターは、不動産、情報技術、および素材株が火曜日に最も大きな損失を記録し、マイナスで取引を終えた。一方、通信サービスと消費者ステープルズ(必需品)の株は全体的なトレンドに逆らい、セッションをプラスで終えている。
火曜日、ダウは約154ポイント下落し44,247.83で終了。S&P 500は0.30%減の6,034.91、ナスダック総合は0.25%減となり19,687.24で火曜日の取引を終えた。
投資家たちは本日、Macy’s(NYSE:M)、 Adobe Inc(NASDAQ:ADBE)、およびNordson社(NASDAQ:NDSN)の決算結果を楽しみにしている。
「CNNビジネスフィア&グリード指数」とは?
現在の48.5の読み取りでは、火曜日には前回の48.9と同様に「中立」のゾーンに留まっている。
フィア&グリード指数は現在の市場センチメントを測定したもので、この指数は株価に対する恐怖感が高いほど下がり、欲望感が高いほど上昇するという前提に基づいている。この指数は7つの等重指標に基づいて計算されており、0〜100の範囲で表されている。0は最大の恐怖を、100は最大の欲望を示す。
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