アメリカの大手大麻卸プラットフォームを運営するLeafLinkは水曜日にDama Financialの銀行部門買収を実施した。大麻事業者が直面する大きな課題である支払いの問題に対応するため、銀行部門の買収で支払いと収益への安定的なアクセスを実現する。
LeafLinkのプラットフォームは、大麻ブランドや小売業者向けに、注文とカテゴリーの管理、支払い、データ分析、そして広告などのツールを提供している。
好業績を維持していることから、LeafLinkは最近、シリーズDの資金調達ラウンドを1億2500万ドルに増額した。このラウンドの投資家には、CPMGを筆頭に、Nosara、L2 Venturesなどが名を連ねている。
統合金融ソリューションへの一歩
LeafLinkのCEOであるミンソン氏は「LeafLinkはビジネスの運営を容易にする統合テクノロジーソリューションを顧客に提供している」と述べた。
昨年、複数の製品をリリースした。LeafLinkのサービスはビジネス運営を行う顧客の運営業績と収益性を大幅に改善した。連邦制度の禁止法によって、大麻関連企業の経営者は安定的な利益にアクセスできなかった事業者のサポートのため、銀行業務を追加する方針を固めた。
連邦政府による大麻産業への銀行提供の制限
連邦政府の禁止法により、大麻事業者の間で伝統的な銀行へのアクセスが制限されている。大麻関連事業者は大麻事業での売り上げから、支払いに使用する機能を担保するために多額の手数料とププロセスを課されている。高い運用コストを強いられる大麻関連事業者は信用組合や小規模州認可銀行などの使用も検討したが、同様の制限を受けている。
LeafLinkが買収したDama Financialの提供するサービスには、普通預金口座、支払い処理、現金引取サービス、現場のスマートセーフティーシステムなどが含まれている。同社が銀行の銀行業法と大麻規制に準拠している。