アナリストは同社が1株あたり2.97ドルの四半期収益を報告すると予想している。この数字は前年同期の1株あたり2.71ドルから上昇したものだ。Visaの四半期収益に関するコンセンサス予想は106億1000万ドルで、前年は96億2000万ドルだった。これはBenzinga Proのデータによる。
Visaは過去4四半期連続で、全体としては過去10四半期のうち9四半期でアナリストの収益予想を上回っている。
最近のVisaをめぐる騒ぎのなか、投資家のなかには同社の配当からの潜在的な利益に目を向ける人もいるだろう。現時点で、Visaの年間配当利回りは0.68%で、四半期ごとの配当額は1株あたり59セント(1年間で2.36ドル)である。
Visaへの投資で月に500ドルの収益を得るためには、まず年間の目標額6000ドル(500ドル×12ヶ月)を設定する。
次に、この金額をVisaの2.36ドルの配当額で割る:6000ドル / 2.36ドル=2542株。
したがって、投資家は月に500ドルの配当収入を得るためには、2542株、または884,158ドル相当のVisa株を保有する必要がある。
月100ドル(年間1200ドル)のより控えめな目標を想定して同じ計算をすると、1200ドル / 2.36ドル=508株、または月に100ドルの配当収入を得るためには176,693ドル相当のVisa株が必要ということになる。
配当利回りは、配当支払いと株価の両方が時間の経過とともに変動するため、常に変化する可能性があることに注意。
配当利回りは、年間配当支払い額を現在の株価で割ることによって計算される。株価が変動すると、配当利回りも変わる。
たとえば、株式が年間2ドルの配当を支払い、現在の価格が50ドルの場合、配当利回りは4%になる。ただし、株価が60ドルに上昇した場合は、配当利回りは3.33%(2ドル/ 60ドル)に低下する。
逆に、株価が40ドルに下落した場合、配当利回りは5%(2ドル/ 40ドル)に上昇する。
さらに、配当支払い自体も時間の経過とともに変わる可能性があり、これも配当利回りに影響を与える可能性がある。もし企業が配当支払いを増やせば、株価が同じでも配当利回りは上昇する。逆に企業が配当支払いを減らせば、配当利回りは下がる。
Vの値動き:Visaの株価は月曜日、0.1%上昇して347.82ドルで取引を終えた。
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写真:Shutterstock / Primakov

