金曜日のプレマーケット取引で、LiveRamp Holdings, Inc.(NYSE:RAMP)の株はわずかに上昇している。
同社は約65人のフルタイム従業員に影響を及ぼし、フルタイム従業員の約5%にあたる社員に人員再編を発表した。
この動きは、同社の焦点の精錬と運用効率の向上を図る、より広範な戦略的取り組みの一環となっている。
この再編を通じて、会社は収益力を強化し増加を目指している。予想される影響には、主に従業員の解雇手当および給付費をカバーする650万ドルの再編費用が含まれる。
なお、会社はこの費用の大部分を2024年3月31日に終了する財政年度の第四四半期に支出する予定だ。再編から生じる重要な変更や追加コストが生じた場合、会社はこれらの更新を反映するため、その書類を修正するという。
この再編により、LiveRampの第四四半期および財政年度の米国公式会計基準(GAAP)に基づく営業利益の見通しにも直接的な影響が出る。会社は今後、第四四半期のGAAP営業損失が1300万ドル(先月の見通しは800万ドルの損失)となると予想しており、1年通しての営業利益が500万ドル(先月の見通しは1000万ドル)と予想されている。
この調整によるもので、再編費用の650万ドルによる損失が主な要因である。株式報酬費用の150万ドルの減少によってこの損失は一部相殺される。
これらの調整にもかかわらず、LiveRampは2025年3月31日に終了する第四四半期および財政年度の売上高および非米国公式会計基準(GAAP)に基づく営業利益について、従来通りの見通しを維持している。
株価動向:米国時間の最新情報で、株の取引は前場で28.65ドルで0.84%上昇している。
次に読む:
画像提供:Shutterstock