Salesforce Inc. (NYSE:CRM)は、8月1日から平均6%値上げすることを発表した。この値上げは、クラウドソフトウェア大手がAgentforceプラットフォームで新しいAI機能を提供することに伴うものである。
出来事:価格の引き上げは、Sales Cloud、Service Cloud、Field Service、および一部のIndustries Clouds製品に影響を与える。Salesforceは、この値上げが同社の製品を通じて提供される大幅な革新と顧客価値を反映しているとして、「各種製品の価格を平均6%値上げする」という内容で文書を公開した。
今回の発表と同時に、新しいAgentforceアドオンが1ユーザー月125ドル、Agentforce 1エディションが月550ドルから利用可能になる。これらの提供は、既存のEinsteinアドオンを置き換え、ライセンスを持つ社員が無制限の生成AIを利用できるようにする。
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なぜ重要なのか:今回のタイミングは、Salesforceが企業向けAI市場への積極的なアプローチを反映している。同社は、強い需要の中で以前の目標を倍増させるために、AI製品の販売を行うために2000人の営業員を採用する計画だ。CEOのMarc Benioff氏は、サンフランシスコで開催されたイベントで、この大規模な採用計画について「2000のポジションに対する紹介は9000件あった」と明らかにした。
Salesforceは、今年最初の四半期に、予想を上回る975億ドルではなく983億ドルの収益を発表した。同社は2026会計年度の年間収益見通しを410億〜413億ドルに引き上げ、アナリストの予想額である408.3億ドルを上回った。
価格の引き上げは、SalesforceがAI開発と買収に大きく投資を行っていることと一致している。同社は最近、データ管理会社のInformatica Inc.(NASDAQ:INFA)を約80億ドルで買収する計画を発表した。このことでSalesforceは、データ統合とガバナンスのツールを強化し、AIの能力を向上させている。
株価の変動:2022年6月17日、Salesforceの株は1株262.76ドルで取引を終了し、0.42%下落した。営業時間外には僅かに下げて1株262.75ドルになった。同株は今年になって20.53%値を下げている。
Benzinga Edge Stock Rankingsによると、CRMは低い評価と、わずかな株価の勢いを除いて、強い成長と品質を示している。この株は現在、短期、中期、そして長期的にネガティブなトレンドにある。 詳細な株式情報はこちらをクリック。

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