自動車メーカーのTesla(テスラ)や宇宙開発企業のSpaceXのCEOを務めるイーロン・マスク氏は、火星での統治についての自らのビジョンを明らかにし、そのコロニーの未来の住民たちによる直接民主主義を提案した。
出来事マスク氏が火星での統治がどのように機能するべきかについて議論するツイッター投稿に対して、マスク氏は火星の住民が自ら政府システムを決定すべきだと提案した。
彼は代表制よりも直接民主主義を提唱し、このようなモデルが市民が法律や規制に直接投票することを可能にすると強調した。
「火星の住民たちがどのように支配されるかは彼らが決めることだ。私は代表制ではなく直接民主主義を勧める」とマスク氏は述べた。
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The Martians will decide how they are ruled. I recommend direct, rather than representative, democracy.
Uncrewed Starships landing on Mars in ~2 years, perhaps with crewed versions passing near Mars, and crewed Starships heading there in ~4 years are all possible. https://t.co/ztvdoa1bKs
— Elon Musk (@elonmusk) December 29, 2024
今回のニュースのポイント先月、インサイダーがシェアを売却した結果、SpaceXは3500億ドルの企業価値を達成した。この評価は、6月の2100億ドルの評価から大幅に増加したものとなっている。
2012年、マスク氏はいずれはSpaceXを上場させると述べていた。しかし、今年6月になってテスラのCEOは、公開上場企業が直面する短期的な結果に対する強烈な圧力を理由にSpaceXのIPOの噂を一蹴した。
以前には、マスク氏の火星への野望が、NASAの焦点を月から火星に移すことを計画している次期米国大統領のドナルド・トランプ氏から後押しされる可能性があると報じられていた。
マスク氏の目標は、2030年までに火星に人類のコロニーを設立することである。彼の戦略は、無人のStarshipロケットを2026年までに火星に送り届けることを含んでおり、その2~4年後に有人飛行が実施される可能性がある。
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