米ウエスタン・デジタル社(NASDAQ:WDC)は2月末までに事業を分割する予定で、第2四半期の決算は一部振るわない結果 になったものの、同社はAIストレージ需要の上昇から利益を得ることに自信を持っていると報告した。
出来事WDCの売上は予想通りでしたが、第2四半期の EPS は予想を下回りました。
WDCは、ハードディスク、ソリッドステートデバイス、フラッシュベースデバイスを設計、開発、製造するデータストレージ企業で、2月21日以降、同社はフラッシュ事業を分割し、その後サンディスクの株式が取引所で別々に取引される予定です。
同社の社長であるデイヴィッド・ゲッケラー氏は、分割後にサンディスクのトップに立つことになるが、エンタープライズHDD(ハードディスクドライブ)の大容量需要で同社は強い成長を実現した一方で、フラッシュ事業は短期的な価格課題に直面していると指摘した。
関連記事CEOは最後に、『両社はともに、AIデータサイクルの構造的な長期的な追い風と、お客様に最も魅力的かつ革新的なストレージソリューションを一貫して提供する能力によって、引き続き支えられることになります。』
WDCの第2四半期の純利益は、約4,285億ドル(約4兆6736億円)で、ベンジンガの調査による1株当たりのEPS(1.82ドル)の見通しを下回る結果となった。一方で売上は、約3.75億ドルから3.95億ドルの範囲になると予想されている。そのため、同社は3.15%から3.35%の範囲で、粗利益は期待されている。
ワサム・ジャブレ氏は、第3四半期の業績見通しを総合的に示した。彼の言葉を借りれば、「我々は総合的な売上高が、約375億ドルから395億ドルの範囲になると予想しています。そのため、粗利益は31.5%から33.5%の間になると予想されています。」
株価の推移水曜日、WDCの株は0.11%安で終了し、株価は1株あたり64.38ドルで2.52%上昇し、S&P 500指数をトラッキングするETF『SPDR S&P 500 ETF Trust』(NYSE:SPY)を上回っている。
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