木曜日、キャンベルズ・カンパニー(NASDAQ:CPB)の株価は下落している。
RBCキャピタル・マーケットのアナリスト、ニク・モディ氏は、同社の株についてセクター・パフォーム・レーティングを繰り返し発表し、株価予想は3万ドルとなっている。
モディ氏によれば、Sovosの業績は予想を上回る結果を残し、M&Bを支えた一方で、Salty Snacks and Cookiesのサブカテゴリーは、スナック全体のセグメントに悪影響を及ぼす競争に直面した。
業績に影響を与え続けている厳しい消費環境にもかかわらず、同社の経営陣は25年度通年の見通しを維持し続け、2四半期には売上高と市場シェアが堅調な成長を見込んでいる。そしてこれは年度下半期も続くだろう。
しかしモディ氏によれば、同社の経営陣よりも消費者市場とCPBのカテゴリーに対しては、それほど楽観的ではないという。
モディ氏の見解では、この点については収益に潜在的なリスクがあるという。
アナリストはこの四半期の決算を受けて、同社の25年度通年の純売上高成長の見通しを+9.2%に調整したと述べ、これは変わらないままだ。一方で、有機売上高の成長は今後+0.4%に見積もられており、これは前回の見積もり+0.7%からの引き下げとなる。
この結果、アナリストは、CPBの経営陣の視点に比べ、パッケージ食品カテゴリーの動向について、ややより慎重な見方をしているとして、同社の見通しの範囲の下限に留まっている。
株価予測3万ドルで株に対してオーバーウェイトのレーティングを繰り返し発表したのは、Piper Sandlerのアナリスト、マイケル・S・レイブリー氏だ。レイブリー氏は支出の増加が短期リスクとなると述べている。
レイブリー氏によると、2025年度第2四半期の1株当たり利益(EPS)は減少するが、その結果、6四半期で7〜8%の利益が見込まれる。その結果、レイブリー氏は、25年度通年のEPS見通しを3.21ドルから3.14ドルに、また、26年度通年のEPS見通しを3.38ドルから3.33ドルに引き下げた。
2025年第2四半期について、アナリストは、ボリュームとシェアの増加について、前四半期比続けて改善が見込まれている。
キャンベルズは引き続き、25年度通年でRao’sのイノベーションとマーケティングに投資を行っている。
同社は、イタリア産トマトに頼らないため、生産の柔軟性が高いホワイトソースへの拡大を狙っている。また、Rao’sはカナダでの地理的な拡大の潜在力を持っているとアナリストは語っている。
株価銘柄の動き:木曜日の最後の取引で、CPBの株価は0.49%安の42.48ドルで推移している。
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