先週金曜日の米国株式市場は、株式市場の総合的な感情がわずかに下落し、月曜日にも「極度の恐怖」ゾーンに留まっていることを示していると、CNNマネーの『フィア・アンド・グリード・インデックス』が発表した。
ドナルド・トランプ大統領の関税計画を評価する投資家が多かったこともあり、ダウ工業株30種平均がセッション全体で400ポイント以上を獲得し、米国株式市場は動揺を見せた。しかし、エヌビディア(NASDAQ:NVDA)株が1.2%減の下落、テスラ(NASDAQ:TSLA)株が1.7%減の下落を記録したため、ナスダックは下がったままとなった。
3月、S&P 500指数は5.8%減となり、2022年12月以来の最大月間下落を記録した。ナスダック指数は8.2%下落し、ダウは先月4.2%下落した。
四半期ベースで見ると、S&P 500は下がり、ナスダックは10.4%減。ダウは1年の初めの3か月を通して1.3%減少した。
経済データの展望では、3月のシカゴPMIは45.5から47.6に上昇し、市場予想の45.2を上回った。一方、テキサス州の製造業におけるダラス連銀総合業務指数は3月に-16.3で、前月比8ポイント減となり、2024年7月以来の最も弱い水準に低下した。
S&P 500のセクターのうち、ほとんどのセクターはポジティブなノートでクローズし、月曜日には消費財、金融、公共株が最大の利益を記録した。しかし、個別消費株は全体的な市場のトレンドに逆らい、セッションは低く終了した。
月曜日、ダウは約418ポイント高の42,001.76で終了。S&P 500は0.55%上昇し、5,611.85、一方でナスダック総合指数は0.14%下がり、17,299.29で終了した。
月曜日、投資家は米国株式市場から、
株式先物が下落している中、今日投資家の関心を集めそうな銘柄は以下の通り。ウルトラライフ(NASDAQ:ULBI)社、nCino(NASDAQ:NCNO)社、スポーツマンズ・ウェアハウス・ホールディングス(NASDAQ:SPWH)社の決算発表を待っている。
現在の読み値は21.3で、先週金曜日には21.7だったため、月曜日にも「極度の恐怖」ゾーンに留まっている。
CNNビジネスフィア&グリードインデックスとは?
フィア&グリード指数は、現在の市場センチメントの指標で、株価に対して恐怖が高まると株価に圧力がかかり、逆に強欲が高まると株価にはプラスの効果があるという前提に基づいている。この指数は7つの均等に重み付けされた指標に基づいて計算されており、0から100の間で変動する。0は最大限の恐怖を表し、100は最大限の強欲を示している。
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引用:シャッターストック