CNNマネーのフィア・アンド・グリード指数は、総合的な市場センチメントが向上した一方で、その指数は月曜日に「グリード」ゾーンに移動しました。
米国株は月曜日、ダウ・ジョーンズ指数が8回連続で下落の後、混合の動きとなりました。ただし、そのセッション中にはナスダック指数が過去最高値を記録しました。
Apple(NASDAQ: AAPL)、Alphabet(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)およびTesla (NASDAQ:TSLA)の株式は、月曜日にすべて過去最高値を記録しました。
経済データの面では、12月のNYエンパイア・ステート製造業景気指数は前月比31.2から0.20に低下し、市場予想の12よりも低い結果となりました。
一方、S&Pグローバル・サービスPMIは12月に前月比56.1から58.5に上昇しました。S&Pグローバル製造業PMIは12月に前月比49.7から48.3に低下しました。
S&P500指数のセクターのうち、ほとんどがマイナスで推移し、材料、エネルギーおよび医療株が月曜日に最大の損失を記録しました。ただし、消費者向けディスクレーショナリー株および通信サービス株は全体の市場トレンドに逆行し、セッションを上昇で終了しました。
月曜日のセッション中、ダウ・ジョーンズ指数は110ポイント以上下落し、43,717.48で終了しました。一方S&P500指数は0.38%上昇し、6074.08に、NASDAQ総合指数は1.24%上昇し、月曜日のセッション中に20173.89を記録しました。
本日、株式の利益発表を待っているのは、Worthington Enterprises, Inc.(NYSE: WOR)、Applied Digital Corporation(NASDAQ:APLD)およびREE Automotive Ltd(NASDAQ:REE)の3社です。
月曜日の読み取りは、前回の49.9から56.7へと向上し、投資家の「Greed(欲)」が強まっていることを示しています。
CNNビジネスフィア&グリード指数とは?
フィア&グリード指数は、現在の市場センチメントを測定する指標です。この指標は、恐怖が高まると株価に圧力がかかり、欲が高まるとその逆の効果があるという前提に基づいています。指標は7つの同じ重み付け指標に基づいて計算されており、範囲は0〜100で、0は最大の恐怖を表し、100は最大の欲を示します。
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