水曜日、CNNマネーの「フィア・アンド・グリード・インデックス」は総合的な市場の雰囲気を減少させ、一方で「中立」のゾーンにとどまった。
連邦準備制度理事会(FRB)が最新の政策会合で利上げを据え置いたことを受けて、米国株は水曜日に下落した。
トランプ政権が中国との取引をさらに制限することを検討していると報じられたため、NVIDIAコーポレーション(NASDAQ:NVDA)の株価が4%以上下落した。
第四四半期の決算を発表した企業は、General Dynamics Corp.(NYSE:GD)が予想を上回る決算を発表した。また、Corning Inc.(NYSE:GLW)も第四半期の業績予想を上回る決算を発表し、同時に第一四半期のコアEPS見通しも予想を上回る中間点を発表した。
経済指標に関しては、12月の米国の商品取引収支が、前月の再調整後の1035億ドルの収支から12211億ドルの赤字に拡大した。12月の米国の卸売在庫は8980億ドル(前月比-0.5%)となり、先月の再調整後-0.1%から市場予想を上回る0.2%増のところを予想を上回る0.5%減となった。
金曜日、S&P 500指数の多くのセクターが下落し、情報技術、不動産、ヘルスケアの株が下落した。ただしコンシューマーステープルとコミュニケーションサービスの株は、全体のトレンドに逆らって上昇してクローズした。
水曜日のセッションで、ダウは約137ポイント下落し44713.52で終了した。同じくS&P 500は0.47%下落の6039.31、ナスダック総合指数は0.51%下落し19632.32で水曜日のセッションを終えた。
本日、投資家たちはApple Inc.(NASDAQ:AAPL)、ユナイテッド・パーセル・サービス社(NYSE:UPS)、そしてCaterpillar Inc.(NYSE:CAT)の決算発表を待っている。
中立ゾーンでの水曜日の読み取りが45.6に対して、怖気指数は47.3の前回の読み取りから中立ゾーンにとどまった。
フィア・アンド・グリード・インデックスは、現在の市場の雰囲気を測る指標である。この指標は、恐怖心が高まると株価に圧力がかかり、対して利欲が増すとその逆の効果が出るという前提に基づいている。この指標は7つの均等重量指標に基づいて計算されており、その範囲は0~100であり、0が最大の恐怖心を示し、100が最大の利欲心を示す。
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