ビデオ通話アプリ「ズーム」を運営する企業であるズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM)は、第4四半期および2023会計年度通期決算を発表し、売上の好調な成績を収めた。
出来事・株価は?
ビデオ会議アプリケーションの巨人であるズームは、この四半期において売上が11億7900万ドル(約1290億円)、1株当たり利益が0.80ドル(約88円)、調整後1株当たり利益は1.00ドル(約110円)を記録しました。これらの数字はウォールストリートアナリストが予測していた数字を上回っています。なお、ズームは今回の四半期において新たに2000万人の有料ユーザーを獲得し、有料ユーザー数は9500万人に増加しました。
2023会計年度通期売上高は前年度に比べて30%の増加となる42億ドル(約4611億円)を記録し、1株当たり利益が2.41ドル(約265円)となっています。
ズームの株価は、この発表を受けて前日比で約13%上昇しました。
ウォール街が予測していた株価は前日終値から22ドル(約2420円)の上昇でしたが、実際の株価は28.24ドル(約3100円)上昇しており、売上および利益の数字について市場の期待を上回る結果となりました。
重要性
ズームのCEOであるエリック・ユアン氏は、この決算について「当社のビジネスは、世界中のあらゆる企業にとって欠かせないものとなっています。当社は引き続き、製品とプラットフォームにおいて革新を続け、これまで以上に顧客に価値を提供していくと誓います」とコメントしています。
ズームはまた、2023会計年度通期における売上高の見通しを、前回発表していた39億〜40億ドル(約4300億〜4400億円)から42.5億〜42.7億ドル(約4670億〜4680億円)に引き上げています。
投資家は、この新たな見通しに対する市場の反応を注視していると考えられます。
2023会計年度通期の利益予測は株価1株当たり3.07ドル(約337円)になっています。
先月発表されたズームの前四半期決算も好調であり、売上高は前年同期比で21%増、ユーザー数と売上は持ち直しています。ユアンCEOは「ズームは、お客様にとって本当に価値のあるものを提供することができれば、最終的には株価も回復するはずです」と述べています。
株価は?
ズームの株価は、好調な決算発表を受けて25日のプレマーケット取引で約13%上昇し、1株あたり160ドル(約1万7500円)を記録しています。
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なお、ズームの株価は2021年の最高値である588.84ドル(約6万4800円)から73%下落しており、好調な決算発表にもかかわらず株価は依然として過去最安値近辺にあります。
ズームの株価は、過去52週間で最低値と最高値の間にある値を示す52週間レンジで動いています。最高値は286.72ドル(約3万1500円)、最安値は160.05ドル(約1万755円)です。
株式相場情報提供会社バーグが取得したデータによれば、ズームの株価のボラティリティは過去30日間、平均で2.81%でした。過去30日間でのズームの出来高は649万株で、前30日間の出来高の平均に比べて15.2%増加しています。
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最近の動き
ズームの株価は、2022年1月25日の時点で1株あたり160ドル(約1万7500円)で取引されています。
この記事は、ビデオ会議プラットフォーム企業ズームに関する最近の動きをフォローするためのものです。投資家や財務アナリストは、ズームの決算発表の内容、その他の事業動向、株価、およびその他の重要な情報に留意する必要があります。
次に読むべきは: ズームの決算についてのウォールストリートの見解
重要なこと:
ズームは自社の決算発表を受けて、2022年1月25日のプレマーケット取引で約13%上昇し、1株あたり160ドル(約1万7500円)を記録しています。
この時点でのズームの時価総額は約479億ドル(約5兆2600億円)です。
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