日本の仮想通貨取引所Coincheckは、特別買収目的会社との戦略的な合併により、米国証券取引委員会(NASDAQ)で取引を開始した。
出来事:本社を東京に置く同社を保有するCoincheck Group N.V.(NASDAQ:CNCK)は、同社が米国証券取引委員会(NASDAQ)で取引できるようになったとのプレスリリースによれば、Thunder Bridge Capital Partners IV社と合併した。
「Coincheckグループの会社と株主にとってNASDAQ上場企業になること、そして将来に何が起こるかについて、我々は驚くべき誇りと興奮を感じています」と述べたのは、Coincheckのエグゼクティブ・チェアマンを務める松本興輝氏である。
この日を記念して松本氏はオープニングベルを鳴らした。Coincheckの株は取引時間外でも0.22%上昇し、13.38ドルを記録している。
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なぜ重要なのか: Coincheckは日本最大級の仮想通貨取引所の1つで、5年連続で国内最多のダウンロード数を誇る取引アプリとして認識されている。同社は他にもBitcoin(仮想通貨:BTC)、Ethereum(仮想通貨:ETH)、Litecoin(仮想通貨:LTE)などの取引もサポートしている。
この新規上場によって、Coincheckは仮想通貨取引を中心に据えたNASDAQ上で取引される2つ目の公開企業となり、Coinbaseに続く。
写真提供:Shutterstock.comのPiotr Swat氏より
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