金曜日、米株式市場指標の「ナスダック100指数」の毎年恒例の再構成が、12月23日の市場オープン前に発効される予定だ。その結果、「ナスダック100指数」からモデルナ (NASDAQ:MRNA) が削除されることになった。
年初来、モデルナ株は60%以上下落しており、その間の安値と高値はそれぞれ35.8ドルと170.47ドルであるとBenzinga Proのデータによる。
最近、モデルナとその他の複数の銘柄は、ドナルド・トランプ元大統領の新型コロナウイルス感染症に対するアプローチを理解しており、ワクチン接種に賛成の立場であることが知られているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が、米国保健福祉省(HHS)長官候補に指名されたことを受けて、下落している。
コロナワクチンの売り上げが減少
モデルナは、社の唯一の承認製品である新型コロナワクチン『スパイクバックス』の売り上げの減少も見ている。
一方で、モデルナは、先行してCOVID-19ワクチンを投入したことにより、第3四半期の売り上げが増加したという一部の安堵感を感じている。
モデルナは9月の年次研究開発デーで、mRNAベースのパイプラインと社の修正された財務計画についての重要なアップデートを発表した。
モデルナは商業上の挑戦に直面し、研究開発(R&D)への投資に対してより選択的なアプローチを取っている。同社はその一方で、他の支出をペース配分している。
モデルナは、最近発表されたノースウェスタン大学による特許侵害訴訟をはじめ、いくつかの訴訟にも直面している。その訴訟は、ノースウェスタン大学が新型コロナワクチンに使用されたとされるリポソームナノ粒子(LNP)技術を、モデルナが許可なく使用したと主張している。
GSK社(NYSE:GSK)も、モデルナのmRNAワクチンが同社が開発した特許を侵害しているとして訴訟を起こしている。
株価情報:月曜日の最新チェックで、MRNA株は41.40ドルで1.04%下落。
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