金曜日のプレマーケット取引で、Magna International Inc(NYSE:MGA)の株が下落している。
同社は2024年第4四半期の売上高が前年比2%増の106.3億ドルを報告し、アナリストの103.4億ドルのコンセンサス予想を上回る結果を出した。
ボディエクステリア&構造部門の売上は3%減、パワー&ビジョンは横ばい、シーティングシステムは6%増、車両完成品の売上は17%増となった。
今四半期の税引前純利益は3億8100万ドルで、運用利益率は3.6%であった。
調整後の税引きEBITは6.89億ドルで、調整後のEBIT率は6.5%。1株当たりの調整EPSは1.69ドルで、アナリストの1.52ドルのコンセンサス予想を上回った。
今四半期の運用キャッシュフロー総額は19億ドルとなった。会社は第4四半期に460万株を2億200万ドルで自己株式取得した。
同社は2024年12月31日現在で現金および現金同等物約125億ドルを保有している。
同社の取締役会は、2025年2月28日の市場終了時点の株主名簿に記載された株主に、2025年3月14日に1株当たり0.485ドルの配当を宣言した。この配当は、0.475ドルの3四半期配当よりも2%高い。
CEOのSwamy Kotagiri氏は「当社は、2024年に、事業の卓越した運用、リストラ、資本支出の削減、商業の回復など、意図的な行動を通じて、マージンの拡大とキャッシュフローの増加を実現しました」と述べた。
アウトルック:Magnaは2025年度の売上高が386億ドルから402億ドル(見通し額は4258億ドル)を見込んでいる。Magnaは調整後の税引きEBIT率が5.3%から5.8%になると見ている。
Magnaは2026年度の売上高が405億ドルから426億ドル(前回発表の見通しは440億ドルから465億ドル)を見込んでおり、調整後の税引きEBIT率は6.5%から7.2%となると予想している。以前の見通しは、6.7%から7.4%だった。
同社は、最近の業界の課題には、自動車の生産の変動、不確実な電気自動車のテイク率、OEMプログラムの再調整、市場シェアの変動、そして不確実な政府の政策などが含まれるため、先行きの予測が難しいと述べた。
株価の動き:金曜日の最終確認時点で、MGAの株は37.25ドルで6.10%安い。
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