CNNマネーの「恐怖と欲望」指数は、金曜日には全体の市場感情が減少し、「極度の恐怖」ゾーンに移動した。
金曜日、投資家たちが最近の関税に関連したニュースを評価する中、米国株は下落した。
金曜日早朝、インフレを示す米連邦準備制度理事会(FRB)の主要な指標であるコアPCE消費者物価指数は、2月の年率ベースで前年比2.8%上昇し、2.7%という予想を上回った。
最新のミシガン大学消費者調査によると、投資家たちの不安は深まっており、5年後のインフレ期待が4.1%に上昇した。これは、以前の予想から0.2ポイントの上昇で、1993年2月以来の最高値だ。
金曜日、AAR(NYSE:AIR)の株は、同社が第3四半期の売上が予想を下回ったことを報告した後、16%超下落した。
S&P 500銘柄のほとんどがマイナスで終了し、金曜日にはディスクレッショナリーセクター、コミュニケーションサービス、情報技術銘柄が最大の損失を記録したが、公益事業株は全体的な市場トレンドを打ち消し、最終的に上昇で終了した。
金曜日、ダウ平均株価は約716ポイント安の1万4150.90で終了した。S&P 500は5,580.94(1.97%安)で終了し、金曜日の取引中にはナスダック総合株価も17,322.99(2.70%安)まで下がった。
本日は、投資家たちが本日のPVH(NYSE:PVH)、プログレス・ソフトウェア(NASDAQ:PRGS)、バブコック・アンド・ウィルコックス・エンタープライズ(NYSE:BW)の決算発表を待っている。
「CNNビジネスの恐怖と欲望」指数とは
現在の21.9で、金曜日には指数は「極度の恐怖」ゾーンに移動し、先週の28.5からの前回の読み取りとなった。
恐怖と欲望指数は現在の市場感情の指標であり、これは市場の最新の感情を反映している。この指数は、これまでの恐怖が株価に圧力をかけると、より高い欲望となった場合とでは株価に逆の影響を及ぼすという前提に基づいている。この指数は、7つの等ウェイト指標に基づいて計算される。インデックスは、0〜100の範囲で、0が最大の恐怖を示し、100が最大の欲望を示す。
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