12月16日(月曜日)米国市場は株価が乱高下し、ナスダックは最高値を記録、S&P 500は連邦準備制度(FRB)の金融政策決定と利上げの可能性に備え株価が上昇した。消費者部門の上昇は製造業の指標が低いことを打ち消した。利上げと経済の回復の期待により、投資家の感情は改善の方向に向かっている。
経済面では、12月の米国ニューヨーク連銀製造業活動指数は0.20と3.12から急落し、予想値を下回った。一方で、12月のS&Pグローバルサービス購買担当者景気指数(PMI)は58.5に上昇し、製造業のPMIは11月の49.7から48.3に下落した。
S&P 500の多くのセクターが低水準で推移し、材料、エネルギー、医療のセクターが中心に下落する一方で、消費者製品と通信サービスは上昇し、終値で上昇した。
ダウ平均株価は0.25%下落し、43,717.48ドルで取引を終えた。S&P 500は0.38%高い6,074.08ドルで取引を終え、ナスダック総合指数は1.24%上昇し20,173.89ドルで終了した。
今日のアジア市場
- 火曜日、日経平均株価は0.13%下落し、39,410.00で取引を終了した。鉱業、倉庫、精密機器セクターの下落が響いた。
- 一方、S&P/ASXは0.78%上昇し、8,314.00で取引を終了、工業、IT、不動産投資信託(A-REITs)セクターが上昇した。
- インドのNifty 50は1.41%下落し、24,320.30で取引を終了、Nifty 500は1.19%上昇し23,075.15で終了した。
- 一方、中国の上海総合指数は0.73%下落し、3,361.49で取引を終了、深セン総合指数は0.26%上昇し3,922.03で終了した。
- 香港のハンセン指数は0.48%下落し、19,700.48で取引を終了した。
ユーロ圏05:30AM(東部標準時)
- ヨーロッパのSTOXX 50指数は0.32%上昇。
- ドイツのDAXは0.18%上昇。
- フランスのCACは0.28%上昇。
- 英国のFTSE 100指数は0.75%下落。
コモディティー05:30AM(東部標準時)
- WTI原油はバレル当たり69.69ドルで1.44%安、ブレント原油はバレル当たり73.39ドルで0.72%下落して取引されている。
- 中国経済指標の弱さとFRBの利上げの決定を前に、原油価格が下落した。
- 一方、天然ガスはバレル当たり3.235ドルで0.65%上昇。
- 金は29,655.99ドルで0.53%下落、銀は30.700ドルで1.16%下落、銅は4.1435ドルで1.14%下落した。
米国先物05:30AM(東部標準時)
ダウ先物は0.35%下落、S&P500先物は0.25%、Nasdaq 100先物は0.04%下落している。
外国為替市場05:30AM(東部標準時)
- 米ドル指数は0.17%上昇し107.03を記録。ドル/円は0.22%安の153.81で、ドル/豪ドルは0.47%上昇し1.5770で推移している。
- FRBの利上げは予想されているが、強固な経済データと高い収益率を背景に、米ドルは依然として強いままだ。
今日5:30AM(東部標準時)