メンフィス銀行は、クリプト向けの新しいデビットカードを発表し、カード利用者に対して、クリプトトークンやクリプト通貨を利用した購入時にキャッシュバックを提供すると述べた。
出来事の詳細:メンフィス銀行の公式発表によると、ユーザーがカードを使用すると、購入額の2％がドル建てでキャッシュバックされる。購入額の2％を超えないキャッシュバックは、1日につき最大50ドル分までとなっている。
この新しいデビットカードサービスは、ビットコイン（CRYPTO:BTC）やその他の仮想通貨を利用した支出に対してキャッシュバックを提供するものとなっている。
メンフィス銀行のテネシー州地区支店長であるダイアン・バンクス氏は、「この1年で、私たちの企業は、カード会員の生活をよりリアルタイムにするための技術を開発してきました」とコメントしている。
バンクス氏によれば、このサービスは、デジタル資産を学び、使いこなすためのユーザーフレンドリーなオプションを提供するものとなっている。
メンフィス銀行のデジタル資産担当副社長であるジェイソン・リー氏は「この新しいデビットカードは、より多くの銀行顧客に対し、デジタル資産に対するアクセスを提供し、また、銀行がクリプトの世界に対応していることを示す重要な一歩です」とコメントしている。
新しいデビットカードは、米国内の既存顧客向けに、2022年後半に提供が開始された。米国内の新規顧客向けの提供は、2023年に開始される予定だ。
