Coinbase Global, Inc.(NASDAQ:COIN)は暗号通貨オプションリーダーのDeribitを買収したことを確認した後、金曜日のプレマーケット取引で横ばいで推移している。
Barclaysは株価の目標レンジを352ドルから365ドルに引き上げ、Equal Weightレーティングを維持した。
サンディエゴに本拠を置く取引所は木曜日に、Deribitは現在Coinbaseの傘下であり、世界で最も包括的な暗号通貨デリバティブプラットフォームの1つとしての地位を確固たるものにしたと発表した。
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Benzinga Proによると、COIN株は過去1年間で64%以上上昇している。
投資家はFirst Trust SkyBridge Crypto Industry and Digital Economy ETF(NYSE:CRPT)を通じてこの銘柄に投資することができる。
Deribitの傘下入りは7月の記録的な月に続くもので、この月に取引所は1850億ドルを超える取引高と約600億ドルの未決済建玉を記録した。
このプラットフォームは過去1年間で1兆ドルを超える取引を処理しており、機関投資家や上級トレーダーにサービスを提供している。
Coinbaseは、この買収により、スポット取引から先物、永久先物、オプションまで、単一のプラットフォームで幅広い取引商品を提供する能力が向上したと述べた。
この取引はまた、流動性とグローバル規模の拡大をもたらすものであり、これにより機関投資家からの暗号通貨デリバティブの需要が高まるにつれ、同社は良好なポジションを確保できると考えている。
「このマイルストーンは、世界の暗号通貨デリバティブ取引のための最も包括的で信頼できるプラットフォームを構築するという当社の使命における重要な一歩を示すものである」と同社は述べた。
Coinbaseによると、Deribitは7月単月で3,000万ドル以上の取引手数料収入を生み出した。
第3四半期の業績は8月14日から9月30日の間のDeribitの業績のみを反映することになるが、同社は年間換算の収益ポテンシャルは大きいと指摘した。
技術、開発、管理業務に関連した追加費用は、この四半期に1,000万ドル程度になると予想されている。取引関連の償却費を除く。Coinbaseは、この買収により調整後EBITDAが直ちに押し上げられると予想している。
同社は、この更新されたガイダンスは7月31日に発表した株主宛レターの見通しを上書きするものであり、そのレターではDeribitの業績は考慮されていなかったことを強調した。
価格の動き: COIN株は金曜のプレマーケットで0.06%上昇し325.10ドルで取引されている。
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Shutterstock経由のMehaniq著