火曜日も「Greed(欲張り)」相場が続いたまま、市場全体のセンチメントは前よりもわずかに改善した。
米国株は火曜日、ダウ平均株価指数とS&P500指数がセッション中にそれぞれ記録更新を果たし、上昇した。
ディックス・スポーティング・グッズ(NYSE:DKS)は第3四半期の業績は上向きであったと発表した。コールズ(NYSE:KSS)は、第3四半期の決算が予想を下回り、2024会計年度の1株利益の予想を引き下げ、約7-8%の売上減が見込まれると予想した。 ベスト・バイ(NYSE:BBY)は2025会計年度第3四半期の業績が予想を下回る結果になった。
経済指標の面では、S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数は9月に前年比4.6%増となり、8月の5.2%増からは下がった。米国の新築一戸建て住宅の販売は10月に年率610,000戸となり、前月比17.3%減少した。
S&P500指数のセクターのうち、公益事業、通信サービス、および消費財株が最大の利益を上げ、終値は火曜日になった。 ただしエネルギーと素材の株は全体の動きとは逆に下落し、セッションを終了した。
火曜日、ダウは約124ポイント高の44860.31で終了した。S&P500指数は0.57%上昇し、6021.63で取引を終えた。ナスダック総合指数は0.63%上昇し、火曜日の取引を19,175.58で終了した。
投資家は本日、フロントライン(NYSE:FRO)とゴールデン・オーシャン・グループ(NASDAQ:GOGL)の決算発表を待っている。
CNNビジネスの「恐怖と欲望」指数とは
この日の読みで64.4となり、指数は前回の64.2の読みからも「Greed(欲張り)」ゾーンに留まった。
Fear & Greed Indexは、現在の市場センチメントを測定する指標である。この指標は、恐怖が高まると株価に圧力がかかるという前提に基づいている。 一方、欲望が高まるとその反対の効果があるとされている。 この指標は7つの等価な指標に基づいて計算される。 この指標は0から100までの範囲を持ち、0は最大の恐怖を示し、100は最大の欲張りを示す。
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写真提供:シャッターストック