投資家で共和党の寄付者であるジョン・ポールソン氏が、もし2期目のドナルド・トランプ政権の財務長官に就任した場合、イーロン・マスク氏と共に連邦政府の大幅な支出削減に取り組む意向を明らかにした。
出来事:ポールソン氏はトランプ政権が2017年に実施した減税を拡大する意向を示し、特に省庁の補助金として廃止されるべき緑のエネルギーへの支出について、火曜日にウォールストリートジャーナルが報じたところによると、マスク氏と協力して連邦政府の支出を削減する。
ポールソン氏は「これらの太陽光発電、風力発電のための税制優遇措置は無駄なもので、経済的にも効率的なエネルギー源ではない。これらは削減するべきだ」と述べた。
ポールソン氏は68歳で、トランプ氏とは10年以上にわたり関係が続いている。ポールソン氏の見解は、共和党の政治における幅広い関与と元大統領との密接な関係によって非常に重要なものとなる。
ポールソン氏は共和党政治運動、たとえば上院指導部基金(Senate Leadership Fund)に対して寄付を行っており、また保守的な立場を取るシンクタンクであるマンハッタン研究所(Manhattan Institute)の理事も務めている。
ポールソン氏はインタビューの中で、エネルギーと貿易に関連する潜在的な責任があるとも示唆した。彼はトランプ氏と共にエネルギー生産の促進と戦略的な関税の実施に取り組むことを明らかにした。
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なぜ重要か:マスク氏は、さまざまな省庁を監督し連邦政府の支出を合理化することを目指す「効率省」(Department of Government Efficiency)またはD.O.G.E.のアイディアを提案している。 マスク氏は438の連邦政府機関があると主張し、それを削減する必要性を強調している。
マスク氏はトランプ政権によるニューヨークでの集会中、各省庁の「共同創設者」として紹介されたほか、このイニシアチブへの参加を強調した。 このアイディアは特に、その中でもドージコイン(仮想通貨:DOGE)コミュニティの支持者の間で大きな支持を得ており、マスク氏はその際に仮想通貨のミームに言及している。
このニュースのポイント
この物語は、Benzinga Neuroによって作成され、Kaustubh Bagalkote氏によって編集されました。