連邦準備制度(FRB)金融政策会合を前に、リスク回避の雰囲気が戻り、月曜日には金およびその仮想通貨デリバティブが上昇した。
何が起こったのか 現物金は、この執筆時点で1オンス当たり3,358.91ドルとなり、セッション初期には2週間ぶりの高値を記録した。
これらの上昇が物理的な金を裏付ける仮想通貨にも波及し、Tether GoldおよびPAX Goldがそれぞれ3%の上昇を記録した。
今回の急騰で、これら2つのコインは1年間の利益を28%以上に拡大し、2025年における最も価値のある仮想通貨投資の一つになった。
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仮想通貨 | 上昇率/下落率 | 年初来騰落率 | (ET午前12:45記録時)株価 |
PAX Gold(仮想通貨:PAXG) | +3.04% | +28.30% | 3,378.49ドル |
Tether Gold(仮想通貨:XAUT) | +3.02% | +28.44% | 3,373.35ドル |
一方、ビットコインは抑制された動きとなったことで、過去24時間のうちわずか0.15%の上昇にとどまった。年初来では、この最高の仮想通貨は1.24%上昇し、物理金を裏付ける仮想通貨を大きく下回る結果となった。
この慎重なトーンは、火曜日に始まるFRBの金融政策会合を前にして現れたもので、投資家はFRBが利上げを据え置く確率を97%に設定し金融市場指標で見ると、これが結果として金融市場の予想となった。
米国と中国との間で貿易協定が進まないという状況も、市場の不安材料となっている。このことは、大統領ドナルド・トランプの関税に対する不確実性を示唆しているもので、新しい情報がないということである。
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