仮想通貨市場の大幅な上昇を受け、仮想通貨取引所Bullish Globalは、2025年に初の株式公開を検討しているという。
出来事：水曜日のBloombergの報告によると、Bullish Global（Block.oneの子会社）は2025年に初の株式公開を検討していると報じられた。同社は、Jefferies Financial Groupと潜在的な上場について協力するとされている。
CEOを務めるTom Farley氏率いるBullish Globalは、275人以上の従業員を擁し、香港、アメリカ、欧州で事業を展開している。親会社であるBlock.oneは、Brendan Blumer氏が率い、Peter Thiel氏とRichard Li氏がバックアップしている。Alan Howard氏は当初支援していたが、後に自分の株を売却したと報じられている。Alan Howard氏
Bullish Globalは2021年に設立され、デジタル資産と現金で約100億ドルを運用している。同社は2021年にスペシャリティ・アクイジション・カンパニー（SPAC）を通じて公開を予定していたが、翌年に計画は保留された。
Bullish Globalは、Benzingaのコメント求めるリクエストに直ちに回答しなかった。
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なぜ重要か：米国の2020年11月の大統領選挙以降、ビットコイン（CRYPTO:BTC）などの仮想通貨の価格が急上昇しており、総合仮想通貨市場の価値は2兆ドル近くから3兆ドルを超えている。仮想通貨愛好家は、トランプ政権下でより良い規制が期待できるとしている。この点で最も重要な動きの1つは、米国証券取引委員会（SEC）がSAB 121会計基準を撤回したことだ。同基準は銀行と金融機関に対して、資産計上として仮想通貨を開示することを義務付けていた。
米下院と上院は、仮想通貨に関する立法を進めるために合同タスクフォースを設立している。米国大統領ドナルド・トランプによって「仮想通貨の大臣」に任命されたベンチャーキャピタリストのDavid Sacks氏は、2日の声明で米国のデジタル資産におけるリーダーシップを確保することを目標としてプロ仮想通貨の議題を明らかにした。
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