2月の3番目の月曜日は、アメリカでは「大統領記念日」(Presidents’ Day)となっており、この日はほとんどの銀行や政府機関、NY証券取引所(NYSE)、ナスダック株式市場などが休業となる連邦の祝日だ。
出来事アメリカの大統領2人の誕生日を祝う大統領記念日は、最も影響力のある指導者2人、いわゆる「父なる大統領」の誕生日を祝うものである。2月12日生まれのエイブラハム・リンカーンと2月22日生まれのジョージ・ワシントンは、アメリカの歴史を語る上で抜群の影響力を持つ大統領であり、この記念日はその2人の誕生日にちなんで制定された。
ワシントンの誕生日は、個人の誕生を記念する最初の連邦祝日として特別な地位を持っている。大統領記念日は1971年に制定されたUniform Monday Holiday Lawに従い、それまでの2月22日から2月の第3月曜日に変更された。この制定によって、ワシントンとリンカーンの誕生日の間に祝日を置くこととなり、このことが大統領記念日という一般的な名前の由来となった。
休業となるもの2月17日(月)に休業となるサービスを以下に挙げる。
- 金融市場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)、ナスダック、米国債市場は休場する。
- 銀行:米国のほとんどの銀行と政府機関が休業となる。
- シカゴマーカンタイル取引所 (CME): CMEは変更された取引時間で営業する。CMEの各セグメントでの休場と変更された営業時間については、こちらを参照。
前場の材料
米国市場は、先週金曜日には終値でミックスの動きとなった。情報技術(IT)、通信サービス、金融およびエネルギーセクターはプラスで終了した一方、日用品、ヘルスケア、公益事業は最も下落した。
Dowは165ポイント、0.37%下落して44,546.08で終了、一方でS&P 500は0.0072%減の6,114.63でクローズした。これを追跡するETF、SPDR S&P 500 ETF トラスト(NYSE:SPY)は0.0049%下落した。
Nasdaq 100は0.38%上昇し、22,114.69で過去最高の終値を記録した。 Meta Platforms Inc。(NASDAQ:META)は20回目のセッションで上昇、この指数を追跡するETFである、Invesco QQQ Trust, Series 1(NASDAQ:QQQ)は0.42%上昇して終了した。
小型株指数Russell 2000は0.097%下げ、2,279.98ポイントでクローズした。
次の一手
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