ドナルド・トランプ氏のオンラインストアは、「トランプ2028年」というブランドの商品の販売を始めました。トランプ氏がアメリカ大統領選挙に出馬すること憲法で禁止されている2028年についての商品です。
出来事: オンラインストアは、目立つ形で「トランプ2028」が印刷された衣類を提供しています。この商品にはトランプ氏の息子であるエリック・トランプのような赤い帽子が含まれ、価格は50ドルです。トランプストアのウェブサイトでの商品説明には、「アメリカ製のトランプ2028年帽子でステートメントを作ろう」とあります。先週木曜日、The Guardianが報じています。
また、同ストアでは「トランプ2028(ルールを書き換えよう)」というスローガンが印刷された36ドルで販売されているネイビーと赤のTシャツもあります。DWニュースによると、他の商品の説明には「未来は明るい! ルールを書き換えよう」と記載されているとのこと。
トランプ大統領はこの商品発売のタイミングで、大統領二選前後の任期100日を迎えたと報じられています。
ホワイトハウスは、Benzingaのコメント依頼に直ちに回答していませんでした。
関連記事: チャーリー・マンガー氏、米中貿易戦争での関税のエスカレーションについて「馬鹿げている」と発言
なぜ重要か: これはトランプ氏が3期目の大統領選挙出馬を示唆しているのは初めてではありません。トランプ氏は2025年3月にも3期目の出馬を示唆し、 「大統領選で勝つためには3回出馬しなければならない」 と述べ「たくさんの人が僕にそうしてほしいんだ」と続けましたが、「まだ大変早い」として「まだ大変早い」として、 「まだ道のりは長い」と語っています。
アメリカ憲法第22改正には、「何人も大統領の職に二度以上選出されない」と記されています。これは、フランクリン・ルーズベルトが4期に渡り大統領になった後に制定されたものです。トランプ氏が3期目の大統領選出馬を目指しているものの、この法律を変更するには議会の両院の3分の2以上の多数決と、50の州のうち少なくとも38で批准される必要があります。
ただし、3月にNBCの放送局がトランプ氏にこの問いに対して質問をした際、トランプ氏は「冗談ではない。そうする手段はある」と答えています。
特に、トランプ氏の評判は下降気味であり、2025年4月には米国金融市場の売り浴びせが厳しい状況の中、トランプ氏の経済承認率が37%に低下しています。さらに、最近の調査によると、トランプ大統領のリーダーシップのもとで、米国が正しい方向に向かっていると考えている若い世代の米国人はわずか15%しかいないという結果も浮かび上がっています。
木曜日、トランプ・メディア&テクノロジー・グループ(NASDAQ:DJT)の株価は、株価が26.15ドルで終値を記録し、0.87%下落しました。なお、これらの数値はBenzinga Proが提供しています。過去1か月間で同社の株価は14%以上上昇しています。