<総括>
VeriSign(NASDAQ:VRSN)は、2025年についてCitiのアナリストより「トップピック」として推薦されました。
出来事:2024年12月末、バークシャー・ハサウェイは出資比率を増やし、同社はウォーレン・バフェット氏のもとで総額27億ドルの持ち株(14%近い株式保有比率)を獲得し、VeriSignの最大株主になりました。
1995年に設立されたVeriSignは、ドメイン登録とリスティングサービスを提供するインターネットインフラの重要なプレイヤーです。同社は.comおよび.netのドメインの排他的な登録機関であり、13のグローバルインターネットルートサーバーの2つを運営しています。
Business Insiderによると、Citiのアナリストは、2025年について238ドルの株価予測を行い、これは現在の株価から16%の上昇を意味しています。楽観的なシナリオでは、同社は株価が312ドルにまで高騰すると予測し、その場合の上昇率は50%以上になると予測しています。
「Verisignは、インターネットにおいて最も安全な投資の1つと見なしています。 なぜなら、同社はドメイン登録機関としてのほぼ公共料金のような性質、安定した売上をもたらす定期的な価格上昇を伝える能力、および最高のクラスでのEBITDA利益率を持つからです。 これで投資家にとって魅力的なリスクリターンを提供できると信じています」とCitiのアナリストはBenzingaに語った。
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VeriSignは、S&P 500で最も利益の出る5社のうちの1社であり、利益率で5位、運転利益率で3位を確保しています。Citiは、.comドメインの最近の月次登録数の増加についてもポジティブな見解を示しており、これが2025年の年次成長を意味する可能性があるとしています。
株価が2%しか上昇していない一方で、S&P 500の利益率が23%に上昇したと比較して、バークシャー・ハサウェイは今年は厳しい一年となりましたが、Citiは2025年におけるVeriSignの株価予測に自信を持っています。
なぜ重要か:Citiによる今回の推薦は、VeriSignにとって重要な出来事と言えます。
同社のインプラント産業におけるパフォーマンスと、バークシャー・ハサウェイによる購入比率の増加は、同社の成長可能性を物語っています。インターネットドメイン業界の拡大が見込まれる中、VeriSignが.comおよび.netドメインの排他的な権利を持っていることは、同社の立場を一層強化することになるかもしれません。
同社の高い収益性とCitiの楽観的な予測は、2025年において注目の株となるでしょう。
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