昨年米国でのテスラ社(NASDAQ:TSLA )の『サイバートラック』の売り上げが急増したことが、最近の自動車リサーチ会社である Kelley Blue Book からのデータによって明らかになりました。
出来事: データによると、テスラはこの4四半期間の間に米国で12,991台の電動ピックアップトラック『Cybertruck』を販売し、1年間で38,965台の販売を記録しました。テスラは2023年11月下旬にサイバートラックの出荷を開始し、2024年はその初めてのフルイヤーとなりました。
しかし、同社がサイバートラックの出荷を拡大させた一方で、同社の『モデルS』(セダン)と『モデルX』(SUV)の販売は大きな打撃を受けました。モデルSの販売は昨年12,426台へと31%減少し、モデルXの販売は20%減の19,855台に落ち込みました。
事実、同社はモデルSとXを合計で32,281台しか販売できず、サイバートラックよりも少ない台数となりました。
テスラの2024年米国での総合納品数は、自動車界全体の中で最も急激なペースで減少し、同社のモデル3、X、YおよびSのラインナップ全体の販売が低下したことがデータにより明らかになりました。
テスラは地域別の自動車納品データを提供していないため、その目的のために当社は第三者に依存せざるを得ません。
なぜ重要か: 今年の納品総数が前年比で減少したものの、テスラの『モデルY』(SUV)は引き続き米国で最も売れたEV車としての地位を保持しており、2位には『モデル3』(セダン)がランクインしました。テスラは2024年、米国で1,789,226台の自動車を納品し、昨年の1,808,581台に対して1.1%減少しました。
しかし、同社は引き続き圧倒的な差で米国で最も売れたEVブランドであり続けています。2位には、昨年に97,865台のEVを販売したフォード社がランクインしています。
株価動向 月曜日にMorgan Stanleyが最大430ドルにアップグレードしたとの発表以降、火曜日のプレマーケット取引でテスラ株は2.5%上昇しています。
米国の34人のアナリストによって評価を受けた結果、テスラの株はBenzingaによると、総合的な納品データの利用をより多くのテスラの株価予測に反映するよう、2024年の最後の営業日のトレードで294.23米ドルを記録しました。
月曜日の終値は1株403.31ドルで、年初来で約3.4%の上昇を記録しています。
BenzingaのFuture Of Mobilityコーナーをこちらのリンクから読んでみてください。
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画像提供:Tesla