総額は約8000万ドル
の出資を受けたインドのスタートアップ企業、Uniphore Software Systemsは、1月26日、CEOのロストゥジュ・ダブリ氏(Lokesh Dadwhal)を迎え入れたと発表した。
出来事の詳細: Uniphoreは、クラウドベースのコンタクトセンターや顧客エンゲージメントのためのAIベースのアプリケーションを提供する企業である。同社は今回のシリーズDラウンドで、ヘルスケア、小売、金融などの複数の業界のリーディング企業と提携したとしている。 Capgemini(カプジェミーニ)も先月、このラウンドで3000万ドルの出資を行っていた。
ダブリ氏は、Uniphoreに世界中のユーザーに対して価値のある製品を提供することを目指すとしている。
「Uniphoreがこのようなアプローチでテクノロジーをリードし、エンタープライズグレードのAIを利用することで、顧客エクスペリエンスが向上することを確信しています」とダブリ氏はコメントしている。
なぜ重要なのか: このラウンドの成功により、Uniphoreのユーザーベースは約500万人、顧客企業は約250社にのぼるとしている。企業はまた、今回の出資により、マーケットに対してAIアプリケーションのリーダーシップを確立したと語っている。
Uniphoreは昨年、Cognigy(コグニギー)との提携を発表している。Uniphoreにとっては感情分析、音声認識、テキスト読み上げなどのAI機能を強化する一方、CognigyはUniphoreの多言語対応の音声技術を提供することになる。
UniphoreのAIソリューションは、新規顧客の獲得と、既存の顧客とのリレーションシップの向上、加えて、さまざまな業界におけるデジタルトランスフォーメーションの加速に役立つという。
株価・市場動向ニュースサービスのベンジンガは、UniphoreのAIソリューションが、既存の投資家であるジョン・チェン氏やタイガー・グローバル・マネジメントからの出資を通じて、市場で多くの成功を収めていると報じている。