ベテラン投資家であるチャーリー・マンガー氏が「大好きな株」として選んだCostco Wholesale Corp(コストコ・ホールセール株)(NASDAQ:COST)は、1月5日までの5週間で純売上高275.2億ドル(約3兆円)と前年の250.3億ドルから9.9%増加し、ガソリン価格と外貨為替の変動の影響を除いている。 。
それにもかかわらず、このビジネスモデルと小売りへのユニークなアプローチを称賛されているコストコは、今後の数ヶ月間でさらなる売り上げを報告する見通しとなっている。TAGのアナリストは、コストコについて「このような不確実な運用環境においては十分に実行されるだろう」と予想している。
研究ノートによると、2025年1月の対比販売額は、昨年1月の2.7%に対して今年は5%になる見通し。コア商品の対比売上高(ガソリンと外国為替の価格変動を除く)は、昨年の同期間の3.4%に対して今年は7%になるとのこと。
米国内でのコストコの売上に関しては、外貨とガス料金の変更を除くと、今年は前年比6.5%増の予想となっている。
12月には、感謝祭、ブラックフライデー、サイバーマンデーが今年は1週間遅れで行われたため、電子商取引の売上は予想よりも15%高くなった。ただし、2025年1月の予測は5%であり、昨年の同月の21%の増加よりも低い数字となっている。
この状況について、研究ノートは「2025年度においても、コストコはMSDの競合店対比売上高(総ロック価値)とHSDの会員費収益増(高い費用の利点を含む)によって、また商品とコストの効率的な管理、そして顧客データのレバレッジを活用することによって、堅実なEPS成長を維持するだろう」と述べている。 TAGのアナリストは、コストコの株価に対して「アウトパフォーム(市場平均を上回る)」の格付けを維持し、株価目標を1株あたり1100ドルとしている。
研究ノートによると、コストコの2025年1月の対比売上高は、昨年1月の2.7%増に対して今年は5%増と予測される。コストコには、今年1月の感謝祭、ブラックフライデー、サイバーマンデーの売上が影響を与えており、感謝祭週には15%の上昇が見込まれている。
コストコの重要性
2024年12月、コストコが62.08億ドルというコンセンサス予想を上回る621.5億ドルの第1四半期売上高を報告した。この会員制リテーラーは、第1四半期の調整後利益は1株あたり3.82ドルで、アナリストの予想を1株あたり3.79ドルで上回ったとBenzinga Proは伝えている。
水曜日のアフターマーケット取引で、コストコの株価は1株944.55ドルまで1.85%上昇した。過去6カ月間で、コストコの株価は同期間中に3.56%上昇したナスダック100指数を上回る4.57%上昇している。
コストコの株価予想
コストコの株価予想は1株あたり1009.88ドルで、26人のアナリストが評価した結果、コストコに対するコンセンサス予想が得られているとBenzingaは報告している。Benzingaが追跡したアナリストの中で最も高い価格予想は、2024年12月現在、BMOキャピタルが発行した1株あたり1175ドル。 最低の目標価格はリドバーン・アトランティックが2024年9月10日に発行した890ドル。
TAG、シティグループ、ウェルズファーゴによるコストコの1株あたりの平均目標株価は1053.33ドルで、コストコにとっては11.52%の上昇を予測している。
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