CNNマネーの恐怖と強欲指数は全体的な市場のセンチメントの低下を示したが、月曜日に指数は「中立」のゾーンに留まっていた。
米国株は月曜日に上昇して終え、ダウ・ジョーンズ工業株平均は来週の連邦準備制度理事会(FRB)総会に先立つ経済報告の立て続けの発表を控えた取引セッションで100ポイント以上上昇した。ナスダック総合指数も月曜日に史上最高レベルで終値を付けた。
ブロードコム(NASDAQ:AVGO)はラリーを延長し、金曜日の9.4%の急騰に続いてさらに3.2%上昇した。このチップメーカーは4月9日以降で最高の2日間のパフォーマンスに向けて順調に進んでいる。S&P 500指数への採用が決まったとのニュースを受けて、ロビンフッド・マーケッツ(NASDAQ:HOOD)が約16%急騰し、過去5ヶ月間で最大の1日上昇となった。
経済面では、米国のマンハイム中古車価値指数は8月の前月比で横ばいとなった。
S&P 500のほとんどのセクターがマイナスで取引を終え、公益、住宅、通信サービスの各株が月曜日に最大の損失を記録した。しかし、情報技術株と一般消費財株は全体的な市場動向に逆らって上昇し、取引セッションを高値で終えた。
ダウは114ポイントほど上昇し、45,514.95で取引を終えた。S&P500は0.21%上昇して6,495.15となり、ナスダック総合指数は0.45%上昇して21,798.70となった。
投資家は本日、デザイナー・ブランド(NYSE:DBI)、コア・アンド・メイン(NYSE:CNM)、オラクル(NYSE:ORCL)からの収益結果を待っている。
CNNマネーの恐怖と強欲指数とは?
51.5の現在のリーディングで、指数は月曜日に「中立」のゾーンに移動した。前回のリーディングは53.1だった。
恐怖と強欲指数は、現在の市場センチメントの尺度である。これは「恐怖の度合いが高いほど株価に下落圧力がかかり、一方、強欲の度合いが高いほど株価に上昇圧力がかかる」という前提に基づいている。指数は7つの同等加重指標に基づいて算出される。指数は0から100の範囲で、0が最大の「恐怖」、100が最大の「強欲」をそれぞれ表している。
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