大株主を務める役員が、オンライン会議プラットフォームを提供するテクノロジー企業であるハーレーダビッドソン社(NYSE:HOG)の取締役を辞任し、CEOのJochen Zeitz氏や他の経営者に対して重大な告発を加えた。
出来事 Jared Dourdeville氏は、米証券取引委員会(SEC)に提出された13Dフォームによれば、ハーレーの株式9.1%を保有しているということで、ニューヨークの投資会社H Partnersから、土曜日付の辞表を提出した。
辞任する前、Dourdeville氏は、白人管理職の在宅勤務制度と多くのシニアリーダーの退職によって「カルチャーの消失」が生じたとし、その原因はツァイツCEO兼会長、および同CEOとして活動するSara Levinson氏、Tom Linebarger氏の経営陣による意思決定にあると主張した。
またハーレーダビッドソン社は、ツァイツCEOが後任者が選ばれるまでそのポジションに留まるとの声明を出した。
なぜ重要か: このリーダーシップの対立は、ハーレーダビッドソン社の難しい経営状況の中で起こったことだ。同社は2月、2024年第4四半期の売上高が6億8761万ドルへ34.7%の減少を記録し、グローバルな小売オートバイ販売も15%減少したと発表している。CEOのツァイツ氏は、「継続する景気循環の難しさ」と、消費者の信頼に影響を与えている「高い金利」を理由に挙げている。
ハーレーダビッドソン社の新しいツーリングモデルは、2024会計年度において同社の米国市場シェアを74.5%まで高めた。
ハーレーダビッドソンの株には、11人のアナリストが35.18ドルのコンセンサス価格目標を設定しており、そのうち45ドルが最高値、26ドルが最安値となっている。DA Davidson、Baird、Citigroupの最新レーティングでは、28.33ドルのターゲットが平均値となっており、上昇率は19.25%を示している。

水曜日、米国の先物が上昇し、トランプ大統領が広範な関税を停止したことを受けて、ハーレーダビッドソンの株が13.74%上昇し、23.68ドルで取引されている。
ハーレーダビッドソンの株は、勢いが鈍いかもしれないが、同社は主要な競合他社であるPolaris Inc.(NYSE:PII)および元々は同社の電動部門であったLiveWire Group Inc.(NYSE:LVWR)を凌ぐことができたとBenzinga Edge Stock Rankingは指摘している。 HOGの方がより強い評価を受けている。 もっと詳しく知る。
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