投資運用会社Calamosが、世界初の株価下落リスクが100%保護されたビットコイン(仮想通貨:(Crypto:BTC))上場投資信託(ETF)を立ち上げる準備を進めていたと、月曜日のプレスリリースで発表された。
出来事:ETFは、米国に上場しているビットコインETFの価格変動を追跡する投資手段であるCBOEビットコイン米国ETF指数の債務保証証券とオプションを組み合わせて運用される予定だとCalamosは語っている。
ETFは毎年リセットされ、投資家にはビットコインの次12か月間のマイナスリターンに対する新しい上限が提示される。これにより、投資家は市場の下降相場中に保護を受けるために、ある程度の潜在利益を放棄する必要が出てくることになる。
ETFの取引は、1月22日にCBOEに上場し、CBOJという銘柄で取引される予定だ。CBOJユニットは無期限で保有することが可能だ。
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このようなETFは、株式市場において大ヒットしている。CBOKは、Calamosの『構造化保護ETF』シリーズに含まれるものであり、これにはCalamos S&P 500 Structured Alt Protection ETF—January(NYSE:CPSY)とCalamos Russell 2000 Structured Alt Protection ETF—January(NYSE:CPRY)が含まれる。それぞれのETFは、100%の下落リスク保護を提供している。
なぜ重要か: CBOJの立ち上げは、機関の仮想通貨投資が史上最高のレベルに達している時期になされたものだ。
2024年におけるグローバルデジタル資産投資商品の約442億ドルの史上最高の流入 が記録されたことが明らかであり、これは2021年に記録した約105億ドルという前回の最高額の約4倍にあたる。この急増の大きな要因の1つとして、米国におけるスポットベースのETFの導入が挙げられる。
さらに、ビットコインETFの成功は、ブラックロック社(BlackRock)のiShares Bitcoin Trust ETF IBIT(NASDAQ:IBIT)の業績からも明らかである。このETFは史上最も成功したETFの立ち上げとなり、設立初年度で資産の約500億ドルを運用資産として累積することになった。
株価の変動: 執筆時点では、ビットコインの取引相場は101,696.58ドルで、過去24時間で2.03%上昇しています。 Benzinga Proのデータによると。
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