フォード・モーター(NYSE:F)は、ステアリングに問題が生じる可能性のある欠陥のため、ピックアップトラックのF-250、F-350、F-450のリコールを発表した。
ステアリングコラムが外れる恐れ、フォード発表
2020~2021年モデルの115,539台以上に影響を及ぼすこの問題は、ステアリングコラムの上部シャフトがはずれ、ステアリング操作が不能になる欠陥に由来するものであるとNHTSAは火曜日に発表した。フォードのディーラーはこの問題に対処するため、ステアリングコラムを無償で交換するとのことである。

出典:NHTSA
フォードのリコール問題は続く
このリコールは、デトロイトに本拠を置く自動車メーカーが発表した一連のリコールのうちの1つにすぎない。最近、同社は197,000台以上のマスタングMach-Eを、前席の乗客が車両から出た後、後部座席の乗員が閉じ込められる可能性のある問題のためにリコールした。
フォードはまた、リアカメラに関連する問題により、米国内で140万台の車両をリコールした。影響を受けたモデルには、リンカーンMKC、マスタング、Fシリーズトラック、トランジットバン、エコノライン、エクスペディション、エッジ、レンジャー、リンカーンナビゲーターなど、フォードとリンカーンの車種が数多く含まれている。
フォードはまた、ブレーキフルードの漏れ、欠陥のあるテールライト、特定のモデルのエアバッグの問題など、別々の問題のために80万台のフォードとリンカーンの車両をリコールした。
フォードは、最近では、ドライバー側と助手席側のドアトリムが走行中に外れる可能性のあるBピラーに問題があるとして、2016~2019年モデルの101,944台のタウラスセダンのリコールを発表した。
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写真提供:Tada Images / Shutterstock.com