2月4日(火)のオープニングベル前に、PepsiCo, Inc.(NASDAQ:PEP)が第4四半期の決算を発表する。
ソフトドリンク大手の最新の騒動を受けて、一部投資家は配当からの利益を狙うこともあるかもしれない。現時点でPepsiCoは、年間配当利回り3.60%を提供しており、これは1株あたり1.35ドル(年間5.42ドル)の四半期配当額にあたる。
では、投資家はどのようにしてこの配当利回りを活用し、毎月500ドルの利益を得ることができるのだろうか?
たとえば、四半期あたり500ドル、もしくは年間6000ドルの配当収入を得るためには、166,814ドル、もしくは1,107株を投資する必要がある。一方、毎月100ドル、または年間1,200ドルを得るためには、33,302ドル、もしくは221株を投資する必要があるという。
計算法:希望の年間収入(6000ドル、または1200ドル)を配当(この場合5.42ドル)で割る。だと、6000ドル÷5.42ドル=1,107株(月500ドル)、1200ドル÷5.42ドル=221株(月100ドル)。
ただし、配当利回りは、配当金と株価がともに変動することで、その都度変わることを覚えておこう。
その仕組み:配当利回りは、年間配当金を株価で割ることで算出する。
たとえば、株が年間2ドルの配当を支払い、現在の株価が50ドルであれば、配当利回りは4%になる(2ドル÷50ドル)。 しかし、株価が60ドルに上昇した場合、配当利回りは3.33%に低下する(2ドル÷60ドル)。 逆に、株価が40ドルに下がった場合、配当利回りは5%に上昇する(2ドル÷40ドル)。
同様に、配当金の変化も利回りに影響を及ぼす。 企業の配当が増えると、株価が同じであれば利回りも増加する。 逆に、配当金が減少すると利回りも減少する。
株価の動き:金曜日、Pepsiの株価は150.69ドルで0.8%下落した。
アナリストは、ニューヨーク州プーチェスの本社を置くPepsiが、1株あたり1.94ドルの四半期利益を報告すると予測しており、これは1年前の四半期利益1.78ドルからの上昇だ。
データによると、PepsiCoは四半期収益が278.9億ドルになると予想しており、これはBenzinga Proのデータによれば1年前の同四半期に比べて0.04億ドル増額だ。
1月29日、RBCキャピタルのアナリストであるNik Modi氏は、PepsiCoの「セクターパフォーム」評価を再度繰り返し、株価予測を172ドルに維持した。
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