先週はホワイトハウスからエルサルバドルにいたるまで、大きな出来事が相次いだ一週間だった。 イーロン・マスク氏の新しい政府の役割から、トランプ大統領による最新の関税導入まで、私たちをワクワクさせるニュースが満載の週末だった。以下、トップニュースの簡単な要約をお届けしよう。
イーロン・マスクの新しい政府の役割
イーロン・マスクは、ホワイトハウスによって「特別政府職員」として任命された。マスク氏の新しい役割は、トランプ大統領のコスト削減イニシアチブを率いるもので、これを「政府効率省(Department of Government Efficiency)」と呼ぶ。これにより、一部の機関や民主党議員の間で懸念が示されている。この任命により、マスク氏が通常の政府職員に適用される一部の開示ルールをバイパスする可能性がある。
トランプ大統領、アメリカの主要貿易相手国に対する関税
トランプ大統領は、アメリカの3大貿易相手国であるカナダ、中国、メキシコに対して関税を課した。一部の経済学者が潜在的なマイナス面について警告する一方で、マクロストラテジストの クレイグ・シャピロ 氏は、これらの関税は米国経済を持続可能な未来に移行させるためのツールとして機能する可能性があると主張している。
ブケレ大統領の刑務所提案
エルサルバドルのナイビ・ブケレ大統領は、アメリカで有罪判決を受けた犯罪者を自国で服役させることを提案した。この提案は、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官に「前例のない」と称賛されたもので、これによりエルサルバドルの刑務所システムが持続可能になる可能性がある。
DOGE騒動
イーロン・マスク氏が率いる政府効率省のスタッフであるマルコ・エレズ氏が、人種差別的なソーシャルメディアアカウントに関与していたことが明らかになり、役職を辞任した。この問題は、エレズ氏が財務省の機密データにアクセスする権限に関する法的紛争があった最中の出来事である。
チェブロンのベネズエラビジネス
トランプ政権は、ベネズエラでのビジネスについてChevron Corp(NYSE:CVX)と交渉を行っている。トランプ政権が同国でのチェブロンの活動を許可しない可能性がある。
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写真提供:シャッターストック