Salesforce Inc.(NYSE:CRM)のCEOであるマーク・ベニオフは、EV大手のテスラ(NASDAQ:TSLA)のCEOイーロン・マスクの手腕を称賛した。
Marc Benioff「若者たちが街に戻ってきた」
火曜日にXのソーシャルメディアに投稿したベニオフは、テスラ・オプティマス・ロボットを前にポーズをとる自身とマスクの写真を共有した。「若者たちが街に戻ってきた!」とベニオフは言い、マスクのテスラでの仕事ぶりを「ただただ感動的だ」と評価した。
「イーロン・マスクが未来を創造するためにやっていることは素晴らしい」とベニオフは語り、テスラの最近のAI推進を称賛した。
Marc BenioffのAGIに関する疑念
この投稿は、ベニオフが人間の知性を超える可能性のある人工知能モデルを説明するための用語である人工汎用知能(AGI)への疑念を表明したばかりであることを踏まえてのものだ。
ベニオフは最近、AI技術の将来の応用をめぐって、みんな「催眠術にかかったようになっている」と述べた。セールスフォースは第2四半期の収益通話にも備えており、アナリストは売上の増加を予想している。
TeslaのMaster Plan IV、Elon MuskのOptimus予測
一方、テスラは最近Master Plan IVを発表した。マスタープランはテスラの将来の取り組みに向けたロードマップであり、自動車メーカーが今後数年間で達成したい目標を概説したものである。
マスタープランIVにより、テスラは人工知能とロボット工学を会社の主要な目標として推進している。最近、マスクはまた、テスラのオプティマスシリーズのヒト型ロボットが将来、EV大手の価値の80%以上を占めるという大胆な予測をした。
Elon Muskの400億ドルのAI投資、AppleとOpenAIの訴訟
人工知能推進の一環として、マスクが所有する人工知能企業のxAIは、同社のColossus 1スーパーコンピュータが収容されているメンフィスのデータセンターに400億ドル以上の投資を行った。このセンターは、xAIの人工知能モデルであるGrokのトレーニングを担当している。
ちなみに、xAIは、App StoreでGrokや他の競合製品よりも人工知能モデルのChatGPTをえこひいきした疑いをめぐり、Apple Inc.(NASDAQ:AAPL)とOpenAIに訴訟を起こした。xAIは数十億ドルの損害賠償を求めている。
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