ジーニアス・グループ(Genius Group Limited)(NYSE:GNS) の株式は、水曜のプレマーケット取引で20%上昇し、出来高も増加した。これはBenzinga Proの報告によるもので、この急騰は同社が自社の主要な資金をビットコイン(Bitcoin)にすると発表したことによるものだ。会社の発表によると、ジーニアス・グループは現在および今後の準備金のうち90%をビットコインに割り当てる予定だ。
このシンガポールに拠点を置く会社の株は、一時は月曜日の終値から50%上昇し、その後0.70ドルで取引される10%上昇で安定した。ジーニアス・グループは、長期保有のため約1,380 BTC(現在の市場価格で1億2000万ドル相当)を取得する意向だ。さらに同社は、自社のEdtechプラットフォームにおいてビットコインの支払いオプションを導入する予定だ。
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この戦略的な決定は、最近、同社の株主にクリプト通貨とWeb3テクノロジーのエキスパートを迎え入れたことに続くもの。ジーニアス・グループは、インフレへのヘッジとして279,420 BTCを保有しているマイクロストラテジー(MicroStrategy)(NASDAQ:MSTR) の足跡を追っている。 ほかにも、Semler Scientificや東京に拠点を置くMetaplanetなどの企業も同様の戦略を採用している。
ジーニアス・グループ取締役のトーマス・パワー氏は、「私たちがビットコインを指数関数的技術の基本的な資産価値と見なしており、これによって指数関数的な技術が推進されると考えています」と語り、Michael SaylorとMicroStrategyが先駆けた戦略を推進する立場を表明した。
ビットコインは最近急騰し、市場は90000ドルの記録を予測している。執筆時点では、ビットコインは87753.08ドル付近で取引されている。
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この物語はBenzinga Neuroが提案し、Pooja Rajkumari氏が編集を行った。