Virpax Pharmaceuticals, Inc. (NASDAQ:VRPX) の株は、金曜日のプレマーケット取引で上昇している。
同社は本日、自社の持続性リポソーム型ブピバカイン製剤であるProbudurに関する用量範囲決定(DRF)試験の結果を発表した。
このミニブタを用いた試験では、Probudurは副作用を示すことなく良好に耐容され、即効性および持続性のある疼痛緩和の可能性を裏付けるものとなった。DRF試験は、ミニブタにおける切開創治癒モデルにおいてProbudurの耐容性を評価するために行われた。Probudurは、切開域の周囲の組織に現地投与された。
Virpaxの最高経営責任者(CEO)であるJatinder Dhaliwal氏は、「これらの研究の完了により、Probudurの新規投薬申請(IND)の提出に向けて一歩近づいたことになる」と述べた。
Benzinga Proによると、過去1年間でVRPX株は88%以上を失っている。
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同社は昨日、米国国立衛生研究所(NIH)の一部である移行型科学国立センター(NCATS)との協力研究および開発契約を延長すると発表した。
この提携を通じて、Virpaxの有望な製品候補である急性および慢性非がん性疼痛の管理用に開発されたインターナーザルペプチド、NES100の開発が継続される。
NES100は、進歩的ナノテクノロジーを用いて脳への投与を増強する新しいエンケファリンベースの医薬品である。
エンケファリンは天然のペプチドであり、疼痛を和らげる作用があるが、その元々の形で有効的に投与することが困難である。Virpaxの特許技術である分子エンベロープ技術(MET)は、嗅神経経路を介して薬物を脳に送達することを助け、脳内において疼痛を抑制するためにデルタオピオイド受容体のターゲットとして機能する。
特筆すべきは、NES100は、オピオイドの耐性、離脱、あるいは中毒のリスクなしに動物モデルで有望な成績を収めたことである。
VirpaxのCEOであるJatinder Dhaliwal氏は、この提携がVirpaxにおいてNES100を臨床前および臨床段階を通じて推進するのに役立ち、疼痛の管理用におけるオピオイドの安全な代替手段を提供する可能性を有することを強調した。
この発展は、Dhaliwal氏が強調した通り、Virpaxが疼痛管理を解決する戦略を推進する上での重要な一歩となる。
株価動向:本日最終確認時点の金曜のプレマーケット取引で、VRPXの株は0.9181ドル(約99.5円)で前場取引を終えている。
画像提供:Unsplash
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