トランプ大統領を支持する共和党のリーダーたちが、内部で大統領のグローバルな関税に対する懸念にもかかわらず、その支持を貫いていると報じられている。
出来事:報道によると、議長のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)氏と上院院内総務のジョン・スーン(John Thune)氏は、トランプ政権に関税政策を変更するよう圧力をかける意向が示されたわけではない。これは、株価が10%下落し、連邦準備制度(FRB)のパウエル議長からは慎重な発言が出たにも関わらずのことだ。
両氏とも自由貿易を支持する立場であり、また、共和党内の党員たちも大統領に対する私的な懸念を抱いているにもかかわらず、両氏は大統領に対し経済的状況の安定を図るための時間を与えることにした。スーン氏は、自宅のあるサウスダコタ州に関税が与える影響について以前から懸念を表明していたことも特筆されるべきであるとPoliticoが報告している。
しかし、トランプ大統領および彼の「アメリカを再び偉大にしよう」(MAGA)計画に共和党議員が同調し、共和党の立法議題を進める上での政治的な必要性は、両氏が直面している現実なのだ。共和党のケヴィン・クレイマー(Kevin Cramer)米上院議員は「もし共和党員たちが大統領を支持しなくなれば、みんなが弱まってしまう」と述べている。
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トランプ大統領に対する報復と予備選挑戦を恐れる共和党議員たちと同じように、スーン氏とジョンソン氏も、トランプ政権の支持を受けて自分たちの州に対する免除や関税の影響を受ける産業への支援を得ることを期待している。
なぜ重要か:関税問題における共和党リーダーたちの立場は重要である。それは、共和党がトランプ政権の政策に対する全体的なアプローチを反映しているからだ。
トランプ政権に対しての内部懸念と潜在的な経済的な影響にもかかわらず、関税を支持するというリーダーたちの決定は、共和党内の政治的なダイナミクスを浮き彫りにしている。
また、トランプ大統領のMAGA計画が共和党の立法戦略に与える影響を示しており、これは今後の政策決定に対して大きな意味を持ち得る。
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出資:マクシム・エルラムシー