仮想通貨分析企業10x Researchは、来年初めにビットコイン(CRYPTO: BTC)が10万ドルの価格マイルストーンに達すると予測している
出来事:同社の最新動画では、この楽観的な予測の根拠が説明されている。
先週、ビットコインは史上最高の73,737ドルに接近し、その過程で新たに6週間ぶりの高値を記録した。
10x Researchのアナリストは、このような出来事が過去に歴史的には、その後の3ヶ月で中央値40%というリターンに繋がってきたと語った。
基準価格を72,000ドル~72,500ドルに保持しておくと、40%の上昇は実際にはビットコインを10万ドル以上に跳ね上げることになる。
ただし、これらの予測以降、ビットコインは急激に下落し、週末には67,600ドルにまで下がった。
さらにアナリストは、各サイクルごとにビットコインの支配権と関心が高まり、それによりオルトコインから価値が引き出されると説明した。
ビットコインの安全な資産としてのテーゼにも言及し、長期的な価値に対する確信がBlackRockなどの機関投資家によってビットコインの在庫を積み増す契機になったということだ。今回執筆時点で、同社のIBITのETF(iShares Bitcoin Trust ETF、NASDAQ:IBIT)は資産が260億ドル以上あるため、これはビットコインファンドの中で最も大きなものである(SoSo Valueの説明)。
2021年10月、ETF全体が合計約40億ドルものビットコインを取得し、機関投資家の需要が高いことを反映している。
アナリストは、ビットコイン開発企業MicroStrategy Inc.(NASDAQ:MSTR)がブルーチップ指数S&P 500の一部になる可能性を示した。これにより、株の価値が急上昇する可能性が出てくるという。
また、企業が自社の決算報告書で暗号通貨の所有権を公正な価値で報告できるよう会計基準が変更される可能性があるため、ビットコインの財務諸表への追加が強化されると10x Researchは述べている。
関連記事: セレブ動物の死を受け、SNS上で波紋を広げたミームコイン「Peanut」が急騰
今回の出来事が重要である理由:10x Researchのこの価格予測は、Bitwiseの最高投資責任者であるMatt Hougan氏の見解とも一致していた。
なお、Hougan氏は Bitwiseの最高投資責任者として、ビットコインに機関投資家の採用が増加しているため、2025年初めにこの有望な仮想通貨の価格が10万ドルを超える可能性がある と述べていた。また、ETFの流入が増えていることも一因となっている。
グローバル投資銀行の一つである Standard Charteredは、11月4日の米国大統領選挙当日、ビットコインが73,000ドルを超え、ドナルド・トランプが勝利した場合には8万ドルを超えると予測していた。
株価の変動:記者執筆時点でのビットコインの価格は69,090.54ドルで、過去24時間で2.10%上昇している。
写真提供:Unsplash
次の一手