半導体大手のエヌビディア・コーポレーション (NASDAQ:NVDA) は、S&P500で最も支配的な企業として、数十年ぶりの平均ウェイトを記録し、アップル (NASDAQ:AAPL) を上回った。
エヌビディアの株価は上昇傾向にある。こちらを参照。
前例のない時価総額の集中
水曜日にXに投稿されたThe Kobeissi Letterの記事では、Nvidiaは「2025年のS&P500の時価総額の平均8%を占めており、この指数のどの企業よりも高い割合である」と強調した。
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「6年連続で首位の座を保持していたアップルを上回った」と述べており、またこのチップメーカーは世界で最も価値のある企業となるため、昨年の同時期にアップルを追い抜いた。
「エヌビディアの市場における重量感は1974年以来、どの企業よりも大きい」と投稿は述べ、過去にこの称号を持っていたのはIBM (NYSE:IBM) であり、「1970年代と1980年代に15年間市場を支配した」、その前はゼネラルモーターズ (NYSE:GM) が「1950年代から1970年代にかけて18年間同様の実績を持っていた」ことを明らかにした。
NVIDIA、国家の経済規模をも凌駕
近年、エヌビディアの4兆3700億ドルの時価総額は、2022年時点で2兆2400億ドルのGDPを持つカナダのような国の経済規模を上回った。
2025年の現在、MSCIオールカントリーワールドインデックスの5.04%を占めるエヌビディアは、世界第3位の株式市場である日本の4.78%を上回っているほか、中国、イギリス、カナダをそれぞれ3.33%、3.23%、2.92%で引き離している。
水曜日、エヌビディアの株価は0.09%下落し、179.83ドルで取引を終えたが、時間外取引では1.05%上昇し、年初来で株価は30%上昇している。BenzingaのEdge Stock Rankingsで高い評価を得ており、短期、中期、長期で有利な価格動向を示している。株や同業他社、競合他社についてより深く知りたい場合はこちらをクリック。

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