CNNマネーの恐怖と強欲指数は水曜日に「強欲」ゾーンに留まったが、市場の全体的なセンチメントがやや改善されたことを示した。
米国株は水曜日に上昇して取引を終え、ダウジョーンズ工業株平均はセッション中に100ポイント以上上昇した。S&P 500も水曜日に史上最高の終値を記録した。
経済データの面では、8月第3週の住宅ローン申請件数は前月に1.4%減少した後、前週比で0.5%減少した。
MongoDB Inc.(NASDAQ:MDR)は、第2四半期の財務実績が予想より良かったこと、また、2026年度通期の業績見通しをアナリスト予想を上回る水準に引き上げたことを受けて38%急騰した。 Kohl’s Corp. (NYSE:KSS)も、予想より良い四半期決算の発表と2025年度の収益見通しの引き上げを受けて24%上昇した。
S&P 500のほとんどのセクターが上昇して取引を終えたが、エネルギー、情報技術、不動産株が水曜日に最大の上昇を記録した。だが、通信サービス株とヘルスケア株は全体的な市場のトレンドとは逆行して下落した。
水曜日、ダウジョーンズは約147ポイント高の45,565.23で取引を終えた。S&P 500は0.24%高の6,481.40、ナスダック総合指数は0.21%上昇して21,590.14となった。
投資家は本日、 Dollar General Corp.(NYSE:DG)、 Best Buy Co. Inc. (NYSE:BBY)、Dell Technologies Inc.(NYSE:DELL)の決算発表を待っている。
CNNビジネスのFear & Greed Index(恐怖と強欲の指数)とは?
現在61.9の値を示しているこの指数は、水曜日に「強欲」ゾーンに留まった(前回は60.9)。
Fear & Greed Indexは現在の市場センチメントの尺度である。これは、恐怖が強まると株価に下押し圧力がかかり、強欲が強まるとその逆の効果が生じる、という前提に基づいている。この指数は7つの同等の指標に基づいて算出されている。指数は0から100までの範囲で表され、0が最大の恐怖、100が最大の強欲を示している。
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