米国株先物がこの木曜日の朝に高い水準で推移したことを受け、投資家の関心を集める可能性のある銘柄は以下の通り。
- ウォール街では、純利益1株当たり2.35ドル、124.13億ドルの収益に関する決算発表が、閉店後にAAPLから発表される見通し。これはApple Inc.(アップル)からの発表内容に基づくもので、ベンジンガ・プロのデータによると予想通りの数値となっている。アップルの株は239.26ドルで0.1%の下落を見せた。
- 第4四半期の純利益が予想を下回り、売り上げも伸び悩んだTesla Inc.(テスラ)は、2025年までに自動車事業が成長に転じると予想していることを発表した。テスラはまた、「より手頃な価格」で新しいモデルを2025年の上半期に発売し、自動運転車の展開やライバル企業への同社のフルセルフドライビング(FSD)ドライバーアシスタンスソフトウェアのライセンス付与に関する他の約束も果たすつもりだ。また、テスラは新しいモデルを発売する他の約束に関しても、自動車の展開についても他のライバル企業に自社の完全自動運転(FSD)ドライバーアシスタンスソフトウェアのライセンスを付与することも約束している。この発表を受けてテスラの株は405.23ドルで4.1%の上昇を見せた。
- アナリストは、第4四半期の純利益が株1株当たり2.53ドル、254.2億ドルの売上げで発表されると予想している。同社は市場が開く前に決算を発表する見込み。UPSの株はアフターマーケット取引で136.40ドルで2.0%上昇した。
- 第4四半期の売り上げは、予想を上回る結果となった。METAは、第4四半期に483.9億ドルの売上高を記録し、アナリストの470.3億ドルを上回る結果となった。同社は1株当たり8.02ドルの四半期純利益を報告し、アナリストの1株当たり6.77ドルを上回る結果となった。今回の発表を受けてMETAの株は、アフターマーケット取引で692.01ドルに2.3%上昇した。
- Microsoft Corp.(マイクロソフト)(NASDAQ:MSFT)は、1株当たり3.23ドルのGAAPベースでの決算を発表、これは3.11ドルのコンセンサス予想を上回る結果となった。四半期の売り上げは約696億ドルで、これはアナリストの一致予想の685.8億ドルを上回る結果となった。マイクロソフトのインテリジェントクラウド部門の収益は255億ドルで、前年同期比19%増加した。なお、アフターマーケット取引でマイクロソフトの株は421.80ドルに4.6%下落した。
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