マイケル・リーニ氏は、EVスタートアップのRivian Automotive Inc.(NASDAQ:RIVN)のカバレッジを「バイ」の格付けと18ドルの株価ターゲットで始動させ、月曜日に投資家に対し情報提供を行った。
出来事リーニ氏は、「Rivianは、この10年間で巨大な市場機会の相当なシェアを獲得するための最善の立場を占めている」と述べ、Barron’sが報じた通りです。リーニ氏は続けて、「2026年には国内のEV生産台数が加速し、販売価格の平均が下がり、充電設備が整備されるにつれ、2025年には一旦休止した後、生産台数が改善されるだろう」と指摘した。
現在Rivianは、個人消費者向けにR1T電動トラックとR1S電動SUVを製造している。両車のベース価格は約7万ドルで、これはEV市場で最も高価な製品の部類に入る。
同社は、同じくトップEVメーカーであるテスラのベストセラーであるモデルYSUVと同じ価格帯である約4.5万ドルで販売されると期待されるR2 SUVを投入している。R2は2026年初頭に生産される予定だ。
同社はまた、R2に続いてR3クロスオーバーの出荷も計画している。クロスオーバーSUVはR2よりも低価格で提供されることが期待されているが、R3の価格がテスラのモデル3を割り込むかどうか、または同じ価格帯内にとどまるかどうかは不明。
なぜ重要なのかRivianは第3四半期に1万3157台の自動車を生産し、うち1万18台を納車した。今年全体での納車目標は5万500~5万2000台とされている。一方で、同社はまだ利益を上げていない。
ただし同社は、約6,739百万ドルの現金、現金同等物、短期投資を手持ちにしており、この他にも同社が提携関係を築いているドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲン(Volkswagen)からも資金が供給される見込みだ。
リーニアク氏は、Rivianの株は月曜日に11.2%上昇し、14.45ドルで取引を終了したと発表した。しかし、株式の今年の累計での値下がり率は約31.5%にのぼると、Benzinga Proのデータが示している。
Rivianの株については、25人のアナリストの評価に基づき、16.17ドルというコンセンサスの株価ターゲットが設定されている。10月7日には、Canaccord GenuityがRivianに最も高い株価ターゲットとして28ドルを発表した。一方で、11月8日にはMizuhoが最も低い株価ターゲットとして11ドルを発表した。
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